新潟市は、新潟水俣病の被害者向けに介護予防プログラムを作成することとし、本学が研究を受託致しました。
プログラムの対象は、認定患者や、水俣病特別措置の救済対象者の他、水俣病に見られる手足のしびれなどがある人全般で、足湯など、水俣病の症状を和らげるケアの方法を2013年度までにまとめ、介護関係者らに提供する予定です。
今後、被害者の方々にアンケートを実施したり、被害者の方々のお宅を訪問するなど症状改善のための運動メニューなどを検討し、周囲の人々との交流も充実させる方策も盛り込む予定です。
本プログラム作成に携わる社会福祉学科の渡辺敏文准教授は「被害者が孤立しないよう心のケアにも取り組みたい」と話しております。
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http://www.nuhw.ac.jp/faculty/welfare/sw/