社会福祉学科におけるこれまでの主な取り組みとして、平成22年度と平成23年度に旧昭和電工鹿瀬工場跡地の視察や、安田患者の会の皆さんとの交流などの現地学習を行いました。また、平成24年3月8日(木)から3月10日(土)にかけて、社会福祉学科3年生6人と教員4人が現地学習のため、熊本県水俣市を訪問しました。学生たちは水俣市や熊本県における取り組みについて学ぶと同時に、社会福祉専門職には水俣病をはじめとする過去のできごとを正しく理解することや、現在も後遺症や差別に苦しむ方がおられる事実に関心を寄せることの大切さ、そして同じ悲劇が繰り返されないような社会を作る責務があることを痛感していました。
平成24年度は過去2年間の取り組みに加え、新潟水俣病患者様の通院時付き添いボランティアの養成に向けた準備を行う予定です。通院時付き添いボランティアは、新潟水俣病患者様からの要望に応え、本学の社会貢献の一環として行うことを目指しています。
本学では今後も、新潟水俣病の情報を正しく発信することにより地域全体で患者の方々をさせるような社会づくりを目指し、学生が新潟水俣病問題に関心を持ち、正しく理解できるようなさまざまな取り組みを、積極的に行って参ります。
<写真>
過年度事業報告書と活動の様子
>>社会福祉学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/welfare/sw/index.html
>>社会福祉学科の“今”を伝える学科ブログはこちら
http://nuhw.blog-niigata.net/sw/