研究報告
担当:豊栄
研究テーマ:上腕筋の機能特性に関する研究
要旨
上腕筋の主機能は,肘関節屈曲運動である.しかし,上腕筋は二頭筋(Leonello DT, 2007; Sanal HT, 2009)であり,屍体解剖の結果より異なる機能特性を持つことが推定される.また,上腕筋は筋皮・橈骨神経による二重神経支配が解剖学的調査で確認されており(Mahakkanukrauh P, 2002; Yan J, 1998; Frazer EA, 2007),最近では橈骨神経の運動枝があることも証明されている(Spinner RJ, 2003; Bendersky M, 2011; Puffer RC, 2011).その支配領域は下外側部分であり,このことはすべの論文で一致した見解である(Mahakkanukrauh P, 2002; Yan J, 1998; Frazer EA, 2007).今後,これらの研究結果を踏まえ,上腕筋の機能特性を解明するために研究する予定である.
文献抄読
担当:堀内
論文:
Effects of pedaling exercise on the intracortical inhibition of cortical leg area.Tomofumi Yamaguchi,Toshiyuki Fujiwara,William Liu,Meigen Liu,Exp Brain Res (2012) 218:401–406
要旨