第42回 日本臨床神経生理学会・学術大会に参加しました
11月8日(木)~10日(土)に京王プラザホテル(東京都新宿区)にて開催された第42回 日本臨床神経生理学会・学術大会において、大西秀明,丸山敦夫,桐本光,鈴木誠,椿淳裕,佐藤大輔,山代幸哉,菅原和弘,小島翔,宮口翔太,吉田翔太,松本卓也が学会発表を行いました。
発表演題は以下の通りです.
【シンポジウム 神経機能再生を目的とした神経磁気刺激法の応用】
- 丸山敦夫「筋疲労による運動野皮質内抑制変化を活用した神経機能再生への可能性-二連発経頭蓋磁気刺激法による評価から-」
【一般発表】
- 大西秀明「機械的触覚刺激時の刺激ピン数と脳磁界反応との関係」
- 丸山敦夫「脚運動の筋疲労が非運動筋における皮質内抑制および背側運動前野-運動野連結の興奮性に与える影響」
- 桐本 光「静的筋収縮時の運動負荷形式による感覚運動調節様式の違い‐筋力制御と肢位制御‐」
- 鈴木 誠「連合性対刺激を用いた相反筋における脳可塑性の誘導」
- 椿 淳裕「近赤外線分光法で計測した頭部酸素化ヘモグロビン変化量と血圧変動との関係-測定部位による違い-」
- 佐藤大輔「浸水が短潜時および長潜時求心性抑制に及ぼす影響」
- 山代幸哉「刺激部位の変化量がSI/PPC活動に与える影響」
- 菅原和弘「視覚誘導性運動課題における運動準備中の運動前野の活動」
- 小島 翔「短潜時および長潜時求心性抑制が二連発磁気刺激に及ぼす影響」
- 宮口翔太「経頭蓋直流電流刺激が皮質運動野興奮性に及ぼす影響-電極貼付部位と電流強度の影響-」
- 吉田翔太「補足運動野に対する経頭蓋直流電流陰極刺激が先行随伴性姿勢調節機能に及ぼす影響」
- 松本卓也「目的的な手指の運動課題が対側脊髄前角細胞の興奮性に及ぼす影響」
研究所から合計13演題の発表がありましたが(昨年は9演題),一つの研究機関で10題以上の演題を発表しているところは希であり,全演題数(286演題)の4.5%を当研究所で発表したことになります.また,TMS(4題),MEG(3題),EEG(1題),tDCS(2題),NIRS(1題),F波(1題)など様々な研究手法を活用して運動制御や体性感覚処理に関する幅広い研究を行っていることも公表することができました.