7/29勉強会
【研究報告】
担当:芝田先生
タイトル:経頭蓋静磁場刺激(tSMS, transcranial static magnetic field stimulation)の基礎とその応用
- 背景:ヒトに対する経頭蓋静磁場刺激が開発され10年以上が経過し,多くの知見が積み重ねられてきている.
- 方法:経頭蓋静磁場刺激についての基礎的知識を説明し,最新の研究成果を報告する.
- 結果:静磁場刺激はCl-チャネルを介してニューロンの興奮性を低下させることが明らかになった.深部刺激用のシン磁場刺激が開発され,静磁場刺激の適応範囲は広がっている.
- 結論:静磁場刺激は安全・安価・簡便な非侵襲的脳・神経刺激法であり,近年では臨床応用も進みつつある.