11/14 勉強会

研究報告

担当:徳永

要旨:

  • 目的:人工神経ネットワーク(ANN)を用いた受動的モーメント推定手法を確立すること.
  • 方法:対象は健常成人男性1名とし,足関節の他動関節運動を行った.関節角度,関節角速度を入力信号,
    受動的モーメントを教師信号としたANNを構築し,誤差逆伝搬法による教師あり学習を行った.
  • 結果:ANNによって推定された受動的モーメントは教師信号と類似した波形パターンを示したが,約20Nmの誤差が生じていた.
  • 考察:教師信号との誤差が生じた原因として1)過学習が生じている可能性,2)関数近似を行う素子数の過不足,の2点が考えられた.
    上記の問題点を踏まえた上で再度,モデルを構築する必要性が示唆された.