11月1日(月)、本学キャンパスに「運動機能医科学研究所」が開所され、12月13日(月)、オープニングセレモニーが開催されました。
運動機能医科学研究所は、ヒトの感覚機能や運動機能および運動器障害を研究・解明する拠点として、本学キャンパス第5研究棟1Fに設置され、その成果は 様々な運動に関連する障害の予防と最良の治療法を開発することにつながると考えられます。また、本学の学部学科および大学院分野と密接に連携し、本研究所 での研究成果を広く世界に発信することで教育分野への貢献にもつながると考えています。
現在、研究所運営委員は本学理学療法学科 大西先生・久保先生・田巻先生、作業療法学科 大山先生・桐本先生、健康スポーツ学科 丸山先生、新潟リハビリテーション病院山本院長など、様々な領域の研究者から構成され、①研究(感覚・運動機能に関する研究、運動制御・運動学習に関する 研究、身体運動分析に関する研究、スポーツ傷害を含む運動器障害に関する研究 など)、②大学院生の研究能力向上、③情報の発信、④国内・国外の研究機関 との共同研究の促進などを主な活動としています。
また、複数の学科の教授陣が研究所運営委員を構成していることから、それぞれの学科が所有する、経頭蓋磁気刺激装置、電気刺激装置、脳波計、誘発筋電計、 筋電図計測装置、三次元動作解析装置、脳酸素モニタなど、様々な設備・機材を駆使して研究活動を行うことができる環境を備えています。
12月13日(月)に開催されたオープニングセレモニーでは、本学高橋 榮明 名誉学長直筆による看板の除幕式が行われ、その後、本研究所の見学披露や懇親会が行われました。
本研究所は、国際的にもインパクトのある雑誌への論文掲載などを通して、積極的に研究成果を社会に還元することを近々の目標に研究を遂行して参ります。