11/7 勉強会

【研究報告】

担当:犬飼

タイトル:前庭へのランダムノイズ電流刺激が立位姿勢制御に与える影響

  • 目的:前庭へのランダムノイズ電流刺激が開眼立位の重心動揺に与える影響を検証することを目的とした.
  • 方法:被験者は健常若年者19名とし,各被験者に1.0mA,0.4mAのランダムノイズ刺激と,Sham刺激を行い,刺激前と刺激中の立位重心動揺を比較した.
  • 結果:Sham刺激では,重心動揺に刺激前と刺激中で変化がなかったのに対し,1.0mA,0.4mAの前庭ランダムノイズ電流刺激では,刺激前と比べ刺激中に有意に総軌跡長,平均動揺速度が減少した.
  • 結論:前庭へのランダムノイズ電流刺激中に立位重心動揺は減少することが明らかになった.