椿淳裕准教授が第21回日本心臓リハビリテーション学会学術集会(国際セッション)にてInternational Session Awardを受賞しました
7月18日(土)~19日(日)に,福岡国際会議場で第21回日本心臓リハビリテーション学会学術集会が開催されました.
国際セッションにて、椿淳裕准教授がInternational Session Awardを受賞しました。
受賞演題は下記の通りです。
タイトル:Moderate-intensity exercise-induced brain oxygenation persists after exercise: A near-infrared spectroscopy study
演者:Tsubaki A, Takai H, Sugawara K, Tokunaga Y, Kojima S, Miyaguchi S, Sato D, Tamaki H, Onishi H
要旨:
- 目的:循環器疾患患者に対し,運動療法はガイドライン等でも強く推奨されている.本研究の目的は,有酸素運動後の脳の酸素化について明らかにすることである.
- 方法:健常成人11名を対象とした.安静およびウォーミングアップの後に20分間の中強度運動を実施し,その後に8分間の安静をとった.この間の酸素化ヘモグロビンの変化を記録した.
- 結果:運動中に増加した酸素化ヘモグロビンは,運動終了直後に低下するものの再度上昇し.補足運動野においては運動終了後3分以降,統計学的に運動中と同程度であった.
- 結論:中強度運動後の補足運動野の酸素化は,運動終了後3分から少なくとも8分までは,運動中と同程度の上昇を示す.