2025.04.11

管理栄養士になるには?~進学ルートをわかりやすく解説!~

管理栄養士になる最短ルートは?

「管理栄養士になりたい!」と思ったら、まずはどんな進路を選べばよいのかを知ることが大切です。ここでは、管理栄養士になるためのステップをわかりやすく紹介します!

 

【Step1】高校卒業後は「管理栄養士養成課程」のある大学へ進学

まず、管理栄養士になるためには、文部科学省が指定した「管理栄養士養成課程」のある大学(4年制)に進学する必要があります。

管理栄養士養成課程のある学部・学科の例:
栄養学部 管理栄養学科/健康栄養学科/人間栄養学科 など

これらの学科では、栄養学、調理学、臨床栄養学、公衆栄養学、食品衛生学など、専門的な内容をしっかり学びます。

【Step2】大学卒業と同時に国家試験の受験資格を取得

大学で4年間学び、所定の単位を取得すると、「管理栄養士国家試験」の受験資格が得られます。

【Step3】国家試験を受けて合格すれば、晴れて管理栄養士に!

国家試験は毎年3月ごろに実施されます。合格率は大学によって差がありますが、養成課程のある大学にしっかり通って勉強していれば、十分合格を目指せます。

 

◆ 「栄養士」から「管理栄養士」になるルートもある!

短大・専門学校(2年制)などで「栄養士養成課程」を卒業・修了すると「栄養士」の資格を取得できます。

その後、一定の実務経験(通常3年以上)を積んだ後に、管理栄養士国家試験を受験することもできます。

ですが、このルートはすぐには管理栄養士になれないため、将来確実に管理栄養士を目指すなら、最初から4年制大学の管理栄養士養成課程を選ぶのが一般的です。

◆ 管理栄養士になるためのルートまとめ

ルート 資格取得までの期間 ポイント
大学(管理栄養士養成課程)→国家試験受験 最短4年 一番スタンダードでおすすめ!
短大・専門学校(栄養士養成)→実務経験 → 国家試験受験 約5~6年  実務経験が必要。時間がかかるルート。

◆ どんな大学を選べばよい?

管理栄養士国家試験の合格率が高い大学や、実習・サポートが充実している大学を選ぶのがポイントです。大学のオープンキャンパスに参加して、設備や先生の雰囲気、学生の声を聞いてみるのも大事!

「管理栄養士になりたい!」という夢を叶えるために、まずは自分に合った進学先をしっかり調べて、将来につながる選択をしていきましょう!

 

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