2025.03.06
高校生の皆さんの中には、人を支える仕事に興味がある人もいるでしょう。福祉の仕事には様々な種類があり、それぞれの業務で人を支えています。福祉の仕事にはさまざまな職種がありますが、本記事では「社会福祉士」「精神保健福祉士」「介護福祉士」「児童厚生一級指導員」の4つの資格について紹介します。
社会福祉士は、福祉の専門家として、生活に困っている人や障害を持つ人、高齢者などの相談に乗り、適切な支援を提供する仕事です。例えば、介護が必要な高齢者のために介護サービスを紹介したり、生活保護を受ける人の相談に応じたりします。
大学や短大で福祉系の科目を学び、国家試験に合格することが必要です。
専門学校や養成施設を経て受験資格を得る方法もあります。
役所の福祉課
病院や福祉施設
児童相談所
精神保健福祉士は、心の病気を持つ人が社会で自立できるようサポートする専門職です。例えば、うつ病や統合失調症などの精神疾患を抱える人の相談に乗ったり、医療機関や福祉サービスにつなげたりする仕事をします。
社会福祉士と同様に、福祉系の大学や短大、専門学校で学び、国家試験に合格する必要があります。
精神科病院
相談支援センター
障害者福祉施設
介護福祉士は、高齢者や障害を持つ人の日常生活を支援する専門職です。食事や入浴、排せつの介助をするだけでなく、本人の自立を促すためのケアを行います。
介護福祉士の資格取得については以下の方法があります。
・福祉系の高校を卒業し、国家試験を受験する
・介護施設などで実務経験を積み、国家試験を受験する
介護施設
訪問介護
病院の介護部門
児童厚生一級指導員は、児童館や学童保育などで子どもたちの成長を支える仕事をします。遊びを通して子どもたちの社会性や創造力を育むことが主な役割です。
児童厚生一級指導員の資格取得については以下の方法があります。
・保育士資格や教員免許を取得し、一定の研修を受ける
・福祉系の大学・短大・専門学校で必要な科目を履修する
児童館
学童保育
福祉施設
これらの福祉の仕事は、それぞれ異なる対象を支援し、社会をより良くするために重要な役割を担っています。人を助けることに興味がある人は、ぜひ福祉の仕事について詳しく調べ、自分に合った道を考えてみてください。
新潟医療福祉大学では、社会福祉学科で上記の資格取得を目指す事ができます。
社会福祉学科について詳しくはこちら
また、他の医療系の資格や業務についても詳しく紹介しているページもあります。
新潟医療福祉大学で目指せる資格一覧はこちら
色々な資格を調べて、興味のある仕事を深く知っていきましょう!