2025.03.16
病院や医療施設では、24時間体制で患者さんをケアする必要があります。そのため、医療職には夜勤がある職種も多く、日勤だけでなく夜間に働くことも求められます。今回は、医療職の夜勤について「準夜勤」「深夜勤」「シフト」の3つのテーマで詳しく解説します。
準夜勤とは、夕方から深夜までの勤務を指します。一般的な勤務時間は16:00~0:00や17:00~1:00など、病院によって異なります。日勤よりも患者さんの人数が少なくなるため、医療スタッフの数も減ることが多いです。
・夕方からの勤務なので、朝の時間を有効活用できる。
・仕事が終わるのが深夜のため、帰宅手段を考える必要がある。
・患者さんの夜間対応や急変時の対応が求められる。
深夜勤は、夜遅くから翌朝までの勤務で、0:00~9:00や23:00~8:00などのシフトが一般的です。病院によっては「夜勤」とまとめて呼ばれることもあります。
・夜間はスタッフの人数が少ないため、一人ひとりの役割が大きい。
・救急対応や患者さんの急変など、判断力が求められる場面が多い。
・生活リズムが不規則になりやすいが、夜勤手当が支給されることが多い。
医療職のシフトは、「交代制」が基本です。病院によって異なりますが、代表的なシフトパターンを紹介します。
・日勤:8:00~17:00
・夜勤:16:00~翌9:00(長時間勤務)
・日勤:8:00~16:00
・準夜勤:16:00~0:00
・深夜勤:0:00~8:00
・病院によっては、週ごとにシフトが変わることもある。
・一定の期間ごとに夜勤と日勤を交互に行う勤務形態もある。
医療職の夜勤は、患者さんを24時間体制で支える重要な役割を担っています。準夜勤や深夜勤があり、シフト制で勤務が組まれることが一般的です。夜勤は生活リズムの調整が難しい面もありますが、その分夜勤手当がつくため、収入面でのメリットもあります。医療職を目指す高校生にとって、夜勤の仕組みを知ることは重要です。自分に合った働き方を考えながら、医療の道を目指してみてください!
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