幸せに生活できる環境づくり
社会福祉学科
小林 真菜
卒業年 |
:2024年 |
出身高校 |
:新潟県・新発田南高校 |
勤務先 |
:社会福祉法人 のぞみの家福祉会 緑風園 |
職種・職位・資格 |
:社会福祉士・児童厚生一級指導員 |
緑風園は、主に重い知的障害がある方々が生活している場所です。私たちは生活の全般を支援しており、食事・入浴・排泄等の支援からご利用者一人ひとりのお金の管理なども行います。自分から訴える事が苦手なご利用者の権利を守り、ご本人が生活のしやすい環境を整える事が私たちの仕事です。
ご利用者の様々な表情を見る事ができたり、たくさんコミュニケーションを取れることにやりがいを感じています。
- 現在の職種・業種を志したきっかけは何ですか?
- 大学3年次の実習です。実習先が緑風園だったのですが、約1か月間の実習の中で、園の活気溢れる雰囲気や、職員同士の仲の良さに魅力を感じました。実習日誌で職員とのやり取りを行い、「この仕事は私に合っているかも」と思えたことも大きなきっかけの1つです。
- 仕事のやりがいは何ですか?
- ご利用者の生活全般を支援する仕事なので、責任感が大きく、仕事内容も幅広い職種だと考えています。そのため、ご利用者の性格や特性などたくさんの情報を知り、一人ひとりに合う支援を提供できるよう日々心掛けています。だからこそ、ご利用者の様々な表情を見る事ができたり、たくさんコミュニケーションを取れることにやりがいを感じています。
- 本学での学びの中で、現在の仕事に活かされていることは何ですか?
- 対人援助を学ぶ事ができたことが、現在の仕事に活かされていると考えます。社会福祉学科でも学生同士で「ロールプレイング」と呼ばれる、事例の中の登場人物の役割を演じることで、人物ごとの背景や感情を理解する力を養うトレーニングを行う機会があり、ご利用者のこれまでの背景や感情を理解するのに役立っていると感じます。また、園でも職員同士連携して支援を行っているので、たくさんの学科があり、他学科との交流やチーム医療を学べたことも役に立っています。
- 本学の学びで、特に今の仕事に役立っている・活かされているカリキュラムは何ですか?
- 社会福祉専門ゼミⅠ・Ⅱです。1つのゼミが15人ほどの学生と1人のゼミ担当の先生で構成されています。自分でテーマを決めて研究を行い発表したり、1つのテーマについてゼミのみんなで意見交換ができます。友達と様々な情報を共有することができ、また先生も親身になってくださるので、自分自身やの今後のことについてゆっくりと多角的に考える事ができました。そのおかげで自分に合った職場で、自分の強味を活かして楽しく働く事ができています。