医療ITで病院を支えたい
医療情報管理学科
地濃 亜裕美
卒業年 |
:2014年3月 |
出身高校 |
:新潟県・新津高校 |
勤務先 |
:株式会社 BSNアイネット |
職種・職位・資格 |
:診療情報管理士・ITパスポート・基本情報技術者・日商簿記検定・Excel技能検定 |
現在私は、社会人一年目ですが、システムエンジニアとして情報ネットワークなどのインフラ技術について学んでいます。学んだ多くの知識を日々の業務に活かしていくことは難しく戸惑うこともありますが、とても充実した毎日を送っています。
現在の仕事を目指したきっかけは、大学の講義で電子カルテに触れたことです。電子カルテの精密さに興味を引かれ卒業研究の題材としました。病院実習においても、院内の電子カルテを担当者の指導のもと使わせていただき知識を深めることができました。さらに、院内の情報機器がどのように利用されているかも学ぶことができ貴重な経験をすることができました。
本学科の第1期生ということもあり、就職活動に関して先輩からのアドバイスをもらうことができませんでした。しかし、その分、就職センターの方々から、本当に丁寧で様々なアドバイスをいただきました。面接の仕方から就職に関する悩みまであらゆる相談に乗っていただき、いつもすっきりした気持ちで就職活動に臨んでいたことを今も覚えています。
将来は、大学で学んだ知識を活かし、病院などの医療現場に電子カルテなどのIT技術を導入するお手伝いをしたいと思っています。
- 大学で学んだことは何ですか?
- 勉強面(講義や演習・実習を通じて身につけたもの)
大学時代に電子カルテのような精密機器に触れることができたのは、とてもよい経験だと感じています。また実習を通して、病院で情報機器がどのように利用されているかを実際に見ることができたのも、とても貴重な経験だったと思います。
課外活動面(ボランティアやサークル活動、その他学生生活で身につけたもの)
ボランティアサークルで一度、大きなイベントの長をしたことがあります。当時は必死で優れた長にはなれませんでしたが、人を集めたりまとめたりすることを経験できたこと、また大勢の前で話す、という経験は、就職活動や社会人となった今でも生かされていると思います。
- 今後の目標・抱負を教えてください。
- 今はひたすら学びの毎日で、一日一日を過ごすことで精一杯ですが、今後は学んだ知識を実際の業務で生かしたいです。また、ITを通してお客様とお話し、問題解決が出来るよう、先輩方をめざして頑張りたいと思います。
- 本学の就職率は全国でもトップクラスを誇っていますが、その理由はどこにあると思いますか?
- 就職センターの方々をはじめ、学科の先生方、先輩、同級生みんなの就職に関する意識が高いことにあると思います。就職活動の準備や始まった段階で、これをやっておくといい、今こんな状況だ、という情報共有が盛んに行われていて、自分もその波に乗ることで就職活動のモチベーションを高めていけたと思います。
- 本学を一言で表すと何だと思いますか? また、その理由も教えてください。
- 「サポート」
大学に在籍している中で、「サポート」された経験が多くありました。資格取得の際には対策講座を開設してくれ、自分の目指す目標に向かって手助けをしてくれました。また、就職活動の際には履歴書や自己分析の細かい部分まで相談に乗っていただき、とても心強く感じました。
- 国家試験合格に向けた学科でのサポートやご自身で努力されたことなどについて、実体験などを交えて教えてください。
- 医療情報管理学科は四年間で複数の資格取得を目指すことができます。常に資格に関する学習を行って、時には二つの資格勉強が重なっていたときもありました。そんな時に思ったのが、「時間の有効活用」が大切だということです。授業のプランを自分で決めることができる大学生では、自分で一日の流れを組み立てていかなければなりません。そんな時に、無理なく、しかししっかりと目標に到達できるようにスケジュールを自分自身で立てていくことが重要なのだと感じました。
- 本学の就職センターの活用方法や相談に行ってみて良かったこと、役に立ったことなどを教えてください。
- 就職センターの方々は本当に丁寧で、様々なアドバイスをしてくださいます。面接方法の仕方などから、就職に関する悩みまで、話してみるととてもすっきりした気持ちで就職活動を行うことができました。自分でやってみて、それでもわからなかったり出来なかったりしたときに、就職センターに足を運ぶとさらに吸収できるものが増えるのではないかと思います。
- 本学入学を目指す高校生にメッセージをお願いします。
- 私が卒業した医療情報管理学科では、他の学科と少し違う点があります。
それは在学中でも進路を変更したり、新たな夢や目標を発見できる点だと思います。実際私も、入学の際に考えていた夢と、就職活動が始まって目指していた目標とは相違がありました。
4年間という長いような短いような時間の中で、積極的に多くのことを経験し、視野を広く持って、自分の夢を見つけることができたらいいなと思います。そのために、日々の授業や興味が沸く分野についてとことん調べてみる、という姿勢が大切だと思います。