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卒業生メッセージ

福祉行政職としてQOL向上支える

社会福祉学科

五十嵐 将之

卒業年 :2017年3月
出身高校 :新潟県・新潟商業高校
勤務先 :新潟市東区役所 保護課
職種・職位・資格 :社会福祉士・社会福祉主事任用資格

私は現在、区役所で生活保護のケースワーカーとして働いています。主に、生活困窮者からの相談に応じ、必要な援助を考え自立に向けた支援を行っています。必要に応じて家庭訪問を行い、生活状況や問題点などを把握し、個々の特性を踏まえた支援方法を考え、自立に向けた支援をしています。

Q&A

現在の職種を志した理由は何ですか?
私は、児童・高齢・障がい・地域福祉など様々な福祉を学ぶ中で、すべての福祉分野に対応できる仕事をしたいと思いました。その中で、社会福祉行政職に魅力を感じ、生まれ育った新潟市で市民一人ひとりのQOL(生活の質)の向上を支えたいと考え、現職を目指しました。

仕事のやりがいや魅力を教えてください。
生活保護業務は、市民の方々とより密接に関わることが多く、個々の状況を把握しながら仕事をしなくてはならないため、多くの悩みや葛藤が生まれます。しかし、様々な相談に応じる中で、私自身の助言や支援によって生活に改善が見れたり、市民の方々から感謝の言葉をいただいたりした際は大きな喜びややりがいを感じます。

本学で学んだこと、身につけたことは、現在の仕事にどのように活かされていますか?
本学では、日々の講義に加えて実習やボランティア活動など様々なことを経験できました。また、ゼミ活動では自分の興味のある分野を自ら選択し、積極的に学ぶことができました。本学で学んだ知識は、現在の業務における基礎となっています。本学で学んだことが確かな自信となり、社会人となった今の大きな基盤となっています。

今後の目標や夢、現在の仕事を通して実現したいことなどについて教えてください。
現在は、仕事を覚えることでいっぱいですが、早く仕事に慣れ新潟市の職員としての自覚と誇りを持ち、職務に全うしたいと思います。今後は本学で学んだことを活かして、児童・高齢・障がい・生活保護などの福祉分野の専門知識を深め、生まれ育った新潟市の福祉を担える「QOLサポーター」になりたいと考えています。

現在の職種・業種を目指す高校生や本学を目指す高校生にメッセージをお願いします。
私自身も高校生の時は、「福祉を学びたい」という漠然な夢を描いて本学に入学しました。本学は、学生一人ひとりの「自己実現」に向けて教職員が全面バックアップで支えてくれる確かな支援体制があります。本学への入学は「福祉行政職」への大きな近道です。まだ明確な夢が無くても安心してください!夢が叶えられますよ。