後輩を引っ張っていける理学療法士になりたい
理学療法学科
江端 智美
卒業年 |
:2006年3月 |
出身高校 |
:新潟県・新潟江南高校 |
勤務先 |
:医療法人 愛広会 新潟リハビリテーション病院 |
職種・職位・資格 |
:理学療法士 |
私は現在、新潟リハビリテーション病院で一般病棟の入院患者様を担当しています。対象とする疾患は整形外科疾患が多いですが、他にも脳血管疾患の維持期、寝たきりの方など様々です。また、ロボットスーツを使用した歩行練習なども行っています。
大学時代を振り返ってみると、国家試験対策として、夜遅くまで研究室や実習室を開放していただき、集中して勉強できる環境を作っていただいたことが今でも忘れられません。また、一人で集中して勉強するだけでなく、学生同士で協力して勉強もしていました。そして、試験が近づくにつれクラス全員が国家試験合格という同じ目標に向かう雰囲気が自然と作られ、より集中して勉強に取り組んだ結果、夢だった理学療法士になることができました。これからは、後輩のサポートや、相談に応じることができるよう努力して、後輩たちを引っ張っていける理学療法士になりたいと思っています。今まで以上に様々な分野に興味を持ち勉強を続け、より深い知識を身につけられるように努力し続けます。
- 大学で学んだことは何ですか?
- 勉強面(講義や演習・実習を通じて身につけたもの)
大学では一般教養から専門分野まで様々な勉強をします。それまで触れたことのない分野もたくさんありますし、臨床実習や卒業研究を通して初めての経験もたくさんします。勉強は大変でしたが、いろいろなことに興味を持つことで、楽しんで勉強することができたと思います。仕事でも様々な分野に興味を持ち勉強を続けることで、より深い知識を身につけることができると思います。
課外活動面(ボランティアやサークル活動、その他学生生活で身につけたもの)
私は学生のとき、中越地震の被災地へボランティアに行きました。炊き出しのお手伝いに参加させていただきましたが、はじめは何をしていいのかわからず、足手まといになっていました。それまで指示を待つことが多かった私ですが、そのボランティアに参加したことで、自分でやるべきことを探し自ら行動することを学びました。
- 今後の目標・抱負をお聞かせください。
- 後輩たちを引っ張っていける理学療法士になりたいと思っています。今までは自分の仕事でいっぱいいっぱいになってしまうことが多く、なかなか後輩たちにまで気を配ることができていませんでした。周りをサポートしたり、相談に乗ってあげたりできるよう努力していきたいです。
- 本学の就職率は全国でもトップクラスを誇っていますが、その理由はどこにあると思いますか?
- 就職活動の際も先生方には最後まで相談に乗っていただいたり、アドバイスをしていただいたりしました。先生方は理学療法士としても私たちの大先輩ですので、より参考となるアドバイスをいただけました。学生のために親身になってくださる先生が多いことも、高い就職率につながっていると思います。
- 本学を一言で表すとしたら何になりますか?
- 「仲間」
同じ目標に向かって切磋琢磨しながら成長しあえる仲間に出会えたことは宝物だと思っています。講義や演習ではもちろんですが、学外でもみんなで集まってイベントを開催したりしていました。今では仕事やプライベートに関しても相談しあえる大切な仲間になっています。 また、ゼミでは、今でも先生を中心に先輩・後輩関係なく集まって飲みに行くことも多く、卒業後も仲間との繋がりを感じています。
- 国家試験合格に向けた学科でのサポートやご自身で努力されたことなどについて、実体験などを交えて教えてください。
- 国家試験対策では、勉強のために夜遅くまで研究室や実習室を開放していただき、集中して勉強できる環境を作っていただきました。また、一人で集中して勉強するだけでなく、学生同士で教え合ったりして勉強していました。 試験が近づくにつれクラス全員が国家試験合格という同じ目標に向かうため、合格へ向けた雰囲気が自然と作られ、より集中して取り組めていたと思います。
- 本学の就職センターの活用方法について、その他、相談を行ってみて良かったこと、役に立ったことなどを教えてください。
- 残念ながら、就職センターはほとんど活用していませんでした。しかし、合同研究室や先生方から求人情報やアドバイスをいただきました。
- 本学入学を目指す高校生にメッセージをお願いします。
- 新潟医療福祉大学では一般教養から専門分野まで様々な勉強ができます。また理学療法学科だけでなく、医療・福祉系の他学科の学生と交流できるため、知識や考えの幅を広げることができると思います。 つらい受験を乗り越えて、かけがえのない学生生活を送れるよう頑張ってください。