目標を持ち、仲間と協力することの大切さ
理学療法学科
高橋 祐介
卒業年 |
:2007年3月 |
出身高校 |
:新潟県・新発田高校 |
勤務先 |
:社会医療法人 新潟勤労者医療協会 下越病院 |
職種・職位・資格 |
:理学療法士 |
私は現在、下越病院において主に心臓、呼吸器のリハビリを担当しており、患者様は心臓・呼吸器・運動器・脳血管・内科まで様々です。
6年間勤務し様々な分野を経験させてもらいましたが、最近、“目標を持ち仲間と協力することの重要性”を特に感じています。「“ただ”学会発表を行う」「“ただ”学習会を行う」のではなく、リハビリスタッフや他の職種スタッフと同じ目標を掲げ、協力して取り組んでいくことが、患者様により良い医療を提供することに繋がると考えています。
思いかえしてみると、本学で学科の枠を超えて他の学科の仲間とともに学んだ「連携総合ゼミ」での学びがあるからこそ、チーム医療の大切さをあらためて実感できたのかも知れません。
6年間の現場経験だけでは、分からないことも多いですが、その分やりがいがあるので、初心を忘れずに今後も精進します。
- 大学で学んだことは何ですか?
- 大学では基礎的な学習はもちろんですが、そこから自分で発展して学習する方法を学んだと思います。社会に出てからも理学療法士として学習を続けていく必要があると思いますが、現場での学びからさらに発展できる能力を身につけることが重要になってくると感じます。
また、学生生活では、勉強することだけでなく、サークル・仲間との交流で人とのつながりの重要性や楽しさを学んだと思います。
- 今後の目標・抱負をお聞かせください。
- 仕事では地域に役立てるリハビリテーション業務の能力を培っていきたいと思います。それには、日々の臨床だけでなく、様々なことに取り組んでいきたいです。プライベートでも楽しく過ごし、家庭も大事にできる仕事を行っていきたいです。
- 本学の就職率は全国でもトップクラスを誇っていますが、その理由はどこにあると思いますか?
- 就職するには、成績だけでなく学生の雰囲気や態度がとても重要だと思います。新潟医療福祉大学では、知識面だけでなく多くの活動を通してコミュニケーション力を身に付けられる取り組みがあり、「欲しい人材」が育成できていると思います。
- 新潟医療福祉大学を一言で表すと?
- 「結」です。
在学中は学生同士での絆を結び、卒業後も先生や卒業生、または大学を介して様々な人との繋がりが持てる場であると感じるからです。
- 国家試験合格に向けた学科でのサポートや、ご自身で努力されたことなどについて教えてください。
- 一人で勉強するのではなく、仲間で協力することで効率の良い勉強を行うことができたと思います。学んだことは誰かに伝えることで、より本物の知識になると思いますし、分からないことは教えてもらうことも時には重要だと思います。理学療法学科の授業では素晴らしい環境で学習できる場を与えてもらい、また模試などで「焦り」や「達成感」を感じさせてもらえたことがとても良かったと思います。
- 就職センターの活用方法について教えてください。
- 何も分からない初めての就職活動なので、相談できる場所があるだけで心強かったことを覚えています。
親身になって相談に乗っていただき、就職活動を乗り越えることができました。
- 受験生の皆さんにメッセージをお願いします。
- 受験勉強は大変ですが、その先には楽しいキャンパスライフだけでなく、専門資格を取得し、自分の夢の実現への道があります。大変なことも多いと思いますが、頑張ってください。