次世代研究者挑戦的研究プログラム

Society5.0における共生社会を先導する
次世代QOLサポーター育成プロジェクト

spring nqsap

Support for Pioneering Research Initiated
by the Next Generation

Next-Generation QOL Supporter Adancement Project

SPRING-NQSAPとは?

国立研究開発法人科学技術振興機構:次世代研究者挑戦的研究プログラム(spring)に新潟医療福祉大学の「Society5.0における共生社会を先導する次世代QOLサポーター育成プロジェクト」(nqsap)が採択されました。
2024年度より優秀な博士後期課程の学生に経済的・実践的な支援を実施し、次世代QOLサポーターを目指す院生に成長機会を提供するプロジェクトです。

採用されると

+
nqsap 研究奨励費として年額216万円
nqsap 研究費として年額30万円

さらに 充実したプログラムと支援体制

キャリアパス開発

ラボローテーションシステム

約3か月間、所属外の研究室で学び、
知見を広げる

海外研修・派遣研修

海外での研修参加支援

海外研究・医療機関での研修参加

トランスファブラスキルの習得

領域融合
チーム研究&ワークショップ

超領域での研究計画立案、ブラッシュアップ

NQSAP-caffeの企画・運営

学会でのセッション企画

申請までの流れ

Webで申請
面接対象者発表
Webで面接審査用資料提出
Webでの面接審査
採否発表

※来年度の申請は別途お知らせいたします。
※2024年度申請手順参考

2024年度は9の方が
採用されました!

2024年度に採用された次世代QOLサポーターを目指し活躍する博士後期課程の9名をご紹介します。

坂本 航大Sakamoto Koudai

森ノ宮医療大学大学院 保健医療学研究科
保健医療学専攻 修了

NQSAPは私の理想とする研究者像にマッチし、複数分野の学びを深める機会を提供してくれます。海外留学や研修のための経済支援は、挑戦を後押ししてくれる非常に心強い制度です。理学療法学分野での足部・足関節のスポーツ障害の病態解明の研究に取り組み、目標達成に向けて精進していきます。

Le Cong Dat

新潟医療福祉大学大学院 健康科学専攻
健康スポーツ学分野 修了

NQSAPへの応募は、ベトナム医療・社会発展に貢献するためです。現在、「ニューロモデュレーション(水流刺激)が中枢神経系に及ぼす影響」について研究しており、楽しさと難しさを乗り越える達成感、最先端技術の学びに魅了されています。NQSAPの支援を受けることで研究に専念できるので、他の大学院生と協力し、創造的なアプローチで研究に取り組んでいきたいと思います。

髙橋 ひろなTakahashi Hirona

新潟医療福祉大学大学院 保健学専攻
理学療法学分野 修了

NQSAPは経済基盤の安定を提供し、研究に専念できる絶好の機会です。現在、わたしはバランス障害に対する新たなニューロモジュレーションアプローチを確立することを目指し、研究活動に励んでいます。異なる専門性を持つ研究者とともに研究活動を行うことで、研究者としての視点を拡げられるように取り組んでいきます。

田邊 かこTanabe Kako

新潟医療福祉大学大学院 保健学専攻
理学療法学分野 修了

博士後期課程では、学内の研究活動に留まらず、患者様の日常生活活動やQOLの向上に結び付けることができる研究活動を行いたいと考えておりました。私はNQSAPを利用しながら「経皮的耳介迷走神経刺激」で手指の感覚機能向上を目指して研究し、脳卒中患者様への応用を目指し研究に専念しています。多くの知識を吸収し、研究成果を社会に発信し、患者様に貢献できる人材に成長したいです。

井上 創太Inoue Souta

新潟医療福祉大学大学院 保健学専攻
理学療法学分野 修了

NQSAPでは、他分野との連携や企業との関わりを通じ、研究力を向上させるための絶好の機会を提供してもらえます。精神的ストレスと痛みの研究に取り組みながら、インターンシップ等のNQSAPプログラムに積極的に参加し、幅広い知識を吸収したいです。経済的支援と充実した環境で、研究に専念できるこの制度は非常に魅力があります!

蓮野 敢Hasuno Kan

新潟医療福祉大学大学院 保健学専攻
義肢装具自立支援学分野 修了

NQSAPによって、研究に専念できる環境が整いました。修士から博士後期課程にかけて学費の負担は大きく、心理的な負担もありましたが、この制度の支援を受けることで、研究と実務の両立が可能になりました。将来的には大学教員を目指し、現在は足に関する問題解決のための革新的な靴下の研究に取り組んでいます。この制度を知り、活用することで、みなさんの博士後期課程進学への道が開かれることを願っています。

穴澤 沙也可Anazawa Sayaka

新潟医療福祉大学大学院 健康科学専攻
健康スポーツ学分野 修了

将来、大学教員を目指しており、研究力や効率的な仕事、他分野との連携力を磨くためNQSAPに応募しました。生活費と研究費の支給で不安を除き、研究に没頭できます。性差に関する研究を進め、特に女性の能力向上を目指しています。NQSAPの多様な活動を通じ、連携力や多角的な視野を広げたいです。博士後期課程は人生の重要な選択ですが、NQSAPはその挑戦を支援してくれます。

余村 花梨Yomura Karin

新潟医療福祉大学大学院 健康科学専攻
健康スポーツ学分野 修了

NQSAPは指導教員からの紹介で知りました。生活費等の補助により、これまで以上に研究活動に専念する環境を整えることができる魅力的な制度だと実感し、応募を決意しました。 現在、私は心理学と神経生理学を融合させた独自の研究を進めています。異なる専門分野の方との交流を通じて、「自分にしかできない強み」を確立し、社会に貢献できる研究者を目指します!

巻渕 泰輝Makibuchi Taiki

新潟医療福祉大学大学院 健康科学専攻
健康スポーツ学分野 修了

博士後期課程で研究力を高めるためNQSAPへの応募を決意しました。奨励費と研究費の支給で経済面を心配せずに研究に専念でき、他分野との交流やインターンシップでキャリアアップを図れます。痛みや鎮痛の神経活動をテーマに、新たな知見を発見し臨床や創薬に貢献したいです!今後も研究への情熱と意欲を持ち、積極的に挑戦して社会の発展に寄与します。

申請資格

本学の博士後期課程に在籍しており、プロジェクトの趣旨、求められること等のルールを十分に理解し、プロジェクトに関わる活動等に協力できること。
海外での研修や留学、インターンシップ、トランスファラブルスキル習得プログラム、キャリアパス開発プログラム等に積極的かつ主体的に参加する意思のある者。

留意事項

NQSAP研究奨励費は、税法上、課税所得(雑所得)として扱われ、課税の対象となります。
そのため、受給した翌年に確定申告と納税を行うこととなります。

NQSAP研究費は、本学大学院経理規程及び関連規程・細則等の定めによるほか、一般に公正妥当と認められる学校法人会計の慣行に準拠して執行され、年度を跨いで使用することができません。

JASSOの奨学金の免除の対象とはなりません。

在職中の方・離職予定の方
必見!

働く人のキャリアアップを応援 教育訓練給付金

※SPRING-NQSAPとの併用不可