2024年6月24日(月)鯖江市立鳥羽小学校5年生の71人が、石井雅子教授による眼の健康を考える「眼育授業」を受けました。眼のつくり、見える仕組み、眼底の写真の説明を受けて、マリオット盲点、遠視・近視・乱視を体験しました。
健康スポーツ学科2年生の齊藤俊介(さいとうしゅんすけ)さんが授業をサポートしました。
マリオット盲点の体験
盲点は「視神経乳頭(ししんけいにゅうとう)」にあります。視神経乳頭は視神経が集まって、束になっているところです。視神経乳頭には光を感じる細胞(視細胞)がないので、この部分に集まった光は、信号として 脳まで届きません。したがって、脳では「見えない」と判断されます。
7月1日(月)にはオンラインで復習をして、目が疲れないようにするにはどうすればよいをディスカッションしました。
オンライン授業の様子
授業の最後にQRコードを送って授業アンケートをとりました。
<授業の感想(自由記述)をテキストマイニングしました。>
カテゴリー1: 楽しかった
- 目の勉強が楽しかったです
- 体験が面白かったです。
- マリオット盲点や遠視、近視、乱視の体験ができて楽しかった
- レンズでみるのがたのしかった
カテゴリー2: 視力・目の仕組みについて理解
- 目の仕組みがよく分かった
- 眼の作り、遠視、近視、乱視についてよくわかりました
- 近視や乱視や遠視のことがわかってよかったです
カテゴリー3: 視力改善方法の理解
- 目が疲れたと思ったら遠くを見ると良いという事を知りました
- どうして遠くを見ると、目が休まるかが分かりました
- 眼が疲れているときどうすれば良いかわかった
- 目?の見え方が分かったので良かったです
カテゴリー4: 近視・遠視・乱視の理解
- 乱視 近視 遠視の人の目の見え方が体験できたのが特によかった
- 遠視、近視、乱視の意味がわかりました。
カテゴリー5: 目の健康への気づき
- 目の大事さが、改めて理解できました。
- 目を健康にするにはタブレットなどの時間を決めるなどのことをするとよいということがわかりました。
- 目が疲れる理由が分かった。
齊藤俊介(さいとうしゅんすけ)さんの感想です。
健康スポーツ学科で小学校の教員になるための勉強をしています。社会連携実践演習の授業として参加しました。
初めての鯖江市でしたが、とても充実感のある活動をすることができました。多くの子どもたちが、先生と呼んでくれました。たくさんの質問や相談をしてくれてとても嬉しくなりました。今回学んだことは、教える側が教えたいという気持ちが大きいほど子どもたちはついてきてくれるということが分かりました。オンライン授業の難しさも痛感しましたが、この「眼育授業」のサポートから、小学校の先生になりたいという気持ちがとても大きくなりました。
鳥羽小学校の5年生のみなさん、ありがとうございました。
※この眼育(めいく)授業は、新潟医療福祉大学と鯖江市との包括連携協定に基づいて実施されました。