医療経済・QOL研究センター

名称 医療経済・QOL研究センター
The Center for Health Economics and Quality of Life Research(CHEQOL)
研究テーマ
  1. 1.国内の薬剤、医療技術に関する費用対効果の研究
  2. 2.費用効用分析に用いるモデリングの研究
  3. 3.種々の疾患や健康状態に対する健康関連QOL、とくに効用値の測定
  4. 4.国内における費用効果比や効用値に関するデータベースの構築
研究概要 中医協では平成26年より、一部の薬剤、医療技術について、費用対効果のデータをその償還の判断材料にしていくことに決定した。国外ではイギリスのNICEをはじめ、オーストラリアのPBAC、韓国のHIRAなど先進国のほとんどが薬剤などの償還に関して費用対効果の指標を判断材料の一つとして取り入れている。本邦でもようやくこのシステムの導入が決まったことは画期的であるが、残念ながらこの領域の先行研究が乏しく、基礎的なデータも限られている。そこで本研究センターでは、それらを積極的に調査・研究し、発信していくことを目的とする。具体的には、既存薬の費用対効果の検証や費用効用分析で用いられるモデリングの検証、あるいはアウトカムとしての効用値の実証研究、さらには国内に存在する費用対効果や効用値に関するデータベースを構築する。
研究員
  • センター長
    能登真一 作業療法学科 教授
  • 客員研究員
    泉良太 聖隷クリストファー大学
  • 森脇健介 立命館大学
2024年度(令和6年度)
獲得外部資金
  • 能登真一:科研費基盤研究(B)
連絡先 新潟医療福祉大学 作業療法学科 能登研究室 内線6609
e-mail noto@nuhw.ac.jp
ホームページ http://cheqol.com/index.html