社会福祉学科 4年
出身高校:新発田南高校(新潟県)
選抜区分:大学入学共通テスト利用選抜(前期)
※学生の在籍学年は2023年度在籍時のものです。
※大学入学共通テスト利用選抜=旧大学入試センター試験利用入試
私は受けたい学科・学部のセンター利用入試の必須科目を確認して、それを得意科目にできるよう重点的に勉強することにしました。私の場合は受験をした社会福祉学科の必須科目が『国語』だったので現代文から勉強を始めました。現代文ではまず解き方のコツのようなものを参考者などを使って勉強し、その後センター試験の過去問題を本番の時間である90分よりも少ない時間で解き終わるように繰り返し何度も練習しました。
私が利用していたものは現代文では『最短10時間で9割とれる センター現代文のスゴ技』で解き方のコツなどの勉強を重点的に行い、そのあとに『センター試験国語過去問題集』で本番のテストに近づけた勉強をしました。参考書を選ぶ上で大切なことは、自分自身にマッチしたものを選ぶことです。最初に紹介した参考書は内容が非常に面白可笑しく書いてあり、普段勉強のモチベーションがあまり続かない私でも楽しく取り組むことができました。
勉強が嫌になってしまった時期があったことです。テストや模試で思ったような結果が出なくなってしまい、勉強をするモチベーションが続かなくなってしまいました。そんなとき学校の仲間たちと話し合ったり、入りたい大学や自分の夢について考え直すことで勉強をする意欲を復活させることができました。
本番が明日ということもありそこまで根を詰めた勉強はせずに、どちらかというとノートや参考書を流し読みしていました。実際勉強をしなくて焦る気持ちはあったのですが、本番のコンディションのために、何より今まで勉強を頑張ってきた自分自身を信じて夜は早めに就寝しました。加えて、当日持参するものを寝る前に用意しておいたこともよかったことだと思います。
会場には大体一時間ほど前に親の車で到着することができました。ですが自家用車で向かう場合には遅刻に十分気を付けてください。試験当日の天気や交通渋滞などにもものすごく影響されてきます。もし遅刻をしてしまったら今までの頑張りが無駄になってしまうので、常に早め早めの行動を意識しましょう。
試験1日目の終わりの話なのですが、突然大雨が降ってきたということです。私はたまたま準備が良く折り畳み傘を持ってきていたのですが、他の受験者の方はずぶ濡れになっていました。当日は何が起こるかわかりません。雨でずぶ濡れになった人は翌日の試験をベストコンディションで受けられなかったかもしれません。ですが、前日のうちにしっかりと準備をしておけば不測の事態の対応だけでなく心の余裕にもつながると思います。
今までの小中高の生活とは全く違った楽しみを感じることができました。それぞれの学科・学部ごとに専門的なことを勉強するのが大学です。私は大学で勉強したことによって自分自身の物事を見る視点、世界がまるで変わったと実感できました。そうして今までの抽象的な夢に対して具体的に考えることができるようになり、自分の目標を見つけることができました。
受験生は良くも悪くも『点数』という目に見えやすいものに囚われがちです。時にはそれが自分自身の心に重くのしかかってくることもあるのではないかと思います。私も「これだけ勉強をしても全然点数が伸びなかった」なんてこともあり「もう勉強なんてしても無駄なのだろうか」と何度も何度もくじけそうになりました。努力は軽々しく報われないかもしれません。しかしそれを乗り越えた経験は必ず力となります。自分自身が何もできないなんてことは絶対にありません。自分を信じて、自分を貫いていってください!
※学生の在籍学年は2023年度在籍時のものです。
※大学入学共通テスト利用選抜=旧大学入試センター試験利用入試