社会福祉学科 4年
出身高校:燕中等教育学校(新潟県)
選抜区分:総合型選抜D方式
※学生の在籍学年は2023年度在籍時のものです。
※学校推薦型選抜=旧推薦入試
私が目指している職業は、社会福祉士です。きっかけは、進路に迷っている時に見た児童虐待のニュースでした。親から虐待を受けて亡くなってしまった少女の事件を知り、虐待で苦しんでいる子どもを救えるような人になりたいと考えるようになりました。そこから、児童相談所や児童養護施設などの福祉施設に興味を持ち、社会福祉士を目指すようになりました。
自分がなぜ社会福祉士を目指すようになったのか、どのような社会福祉士になりたいのか、そしてなぜ新潟医療福祉大学で学びたいのかなどを、自分の熱意が伝わるように意識して書きました。内容が具体的であればあるほど、熱い思いが伝わりやすいと思います。
オープンキャンパスで配布されていた過去の入試問題を解いて出題傾向を掴み、それに合わせた参考書を見つけて勉強していました。過去の入試問題と同じレベルの問題をひたすら解き、分からないところがあったときはその日の内に先生に聞いて、必ず解決するようにしていました。
役に立った勉強法は、自分専用のノートを作ることです。私は、学力試験対策用のノートと面接対策用のノートの2つを作っていました。学力試験対策用のノートには、自分が覚えられていない英単語や英熟語をまとめたり、入試に出そうな四字熟語や慣用句をまとめたりしていました。面接対策用のノートには、聞かれそうな質問とそれに対する自分の考えをひたすら書きました。文字にすることで伝えたいことがまとまり、自信をもって発言することができるようになると思います。
試験前日は、自分専用のノートを何度も読み返して気持ちを落ち着かせていました。前日に新しい知識を頭に入れようとすると焦ってしまうと思うで、1つ完璧に覚えたノートや参考書などを準備しておいて、それを読み返すことをお勧めします。また、試験当日に備えてしっかりと睡眠をとるようにしました。緊張や不安で眠気がなかったのですが、体調を崩さないためにも体を休めました。
自宅から試験会場まで、親が車で送迎してくれました。試験開始の1時間前に着き、試験が始まるまで勉強していました。余裕を持って会場に向かったことで、焦ることなくリラックスした状態で試験を受けることができました。
私に出題された質問は、なぜこの大学を選んだのか、社会福祉士とはどのようなものか、大学入学後にやりたいことは何か、将来の夢は何かなどがありました。最後に何か質問はありますか、と私たちが面接官である先生に質問できる時間も作ってくださいました。
高校時代にやっておけばよかったと思うことは、ボランティア活動です。ボランティア活動にもっと参加して様々な経験をすることができていたら、自分の強みが増えていたと思いました。見たり聞いたりするよりも、経験をすることが自分を成長させると思います。身近に参加できるボランティア活動があれば、ぜひ挑戦してみてください。
私は音楽を聴くとそっちに気を取られてしまうので、勉強中は音楽を聴きませんでした。勉強の休憩をするときは、大好きなバンドの曲を聴いてモチベーションを上げていました。
新型コロナウイルスの影響で前期は大学へ通うことができず、大学生になったという実感があまりないまま1年生の半分が終わってしまいました。しかし後期から少しずつ大学に通うことができるようになり、今は充実した大学生活を送っています。今までの学生生活とは違って、自分の将来のための専門的な学びができていることがとても楽しいです。受験勉強を頑張った甲斐はあったと実感しています。
将来の夢は、社会福祉士国家試験を取得し、社会福祉士として人々の生活をサポートすることです。児童と関わりたいという思いが強いので、児童福祉施設などで働きたいと考えています。また、児童虐待問題の改善に携わりたいとも考えています。
学力に伸び悩んだり、自分が何のために勉強しているのか分からなくなったりして、勉強から逃げ出したくなることがあるかと思います。そんな時は、自分が理想としている大学生活を送り、そして夢を叶えてキラキラと輝いている将来の自分を想像してみてください。その将来の自分像を現実化できるかどうかは、今の自分にかかっています!1日1日を大切に過ごし、最後まで諦めず、自分を信じて頑張ってください!応援しています。
※学生の在籍学年は2023年度在籍時のものです。
※学校推薦型選抜=旧公募推薦入試