診療放射線学科 4年
出身高校:葵高校(福島県)
選抜区分:総合型選抜
※学生の在籍学年は2023年度在籍時のものです。
※総合型選抜=旧AO入試
私は診療放射線技師になりたいと考えています。そう考えたきっかけは、高校2年生の時に行った2度の手術でした。手術という不安や恐怖と戦う私に、何気ない会話で「そんなに緊張しなくても大丈夫なんだ。」と思わせてくれた技師の方々の姿を見て、他人の気持ちに寄り添える診療放射線技師になりたいと思いました。
部活動が6月末まで続いたので総合型選抜で出願することを決めたのは7月初めになりました。総合型選抜に出願した理由としては、オープンキャンパスに参加した際に、従来の主体性重視型の試験に加え、新設の基礎教養重視型の試験も同時出願できるということが分かったため、合格のチャンスを広げられるのではないかと考えたからです。
志願理由書では、放射線技師を目指すきっかけ及び、その時の体験や思い、自分が目指す放射線技師像を明確に述べるように意識しました。自己アピール書では、自分自身の最もアピールできるところがどのようにして培われ、どのようにして伸ばしてきたのかを意識して書きました。また、アピールポイントが大学生活や医療現場でどの様に役立つのか簡潔に書きました。
とにかく教科書の基礎的な問題を何度も繰り返し解いていました。また、問題集などで応用問題や発展問題に取り組み、基礎・応用・発展のいずれの問題も、間違えた問題はその日のうちに理解・解決するよう心がけて勉強していました。
学んだことを声に出していく(他人に説明し理解してもらえるようにする)勉強法が個人的に効果的だと感じました。面接対策は多くの人たちと行うことが良いと思います。いろいろな考え方・視点を持つ方々から、あらゆるアドバイスをもらえるからです。
今までの勉強の中で何度も間違えたところ、なかなか覚えられなかったところだけを見返しました。その後は、「自分はこれだけやってきたんだ」と自信をつけつつ、ゆったりと過ごしたのち翌日の試験に備えて早めに寝ました。
自家用車で新潟会場まで行き、受験者控室の入室開始時刻30分前には会場の駐車場に着くようにしました。試験当日は、交通状況がなかなか読めないので、時間に余裕をもって少し早めに行動する方が良いかもしれません。
なぜこの大学を志願したのか、将来の夢、部活動の活動内容、得意・不得意な教科とその理由などが面接で質問された内容です。面接はとても明るい雰囲気で行われたため、気負わずに「自分」をアピールすることができたと思います。
寝る際に作業用BGMなどをよく聴いていました。音楽に関してはちょっとした隙間時間や休憩時に、話題の曲や個人的に好きなアーティストの曲を聴いて、気分転換やモチベーションを維持していければ良いのではないかと思います。
高校時代に色々なボランティア活動をやっておけば良かったと思っています。理由としてはボランティア活動に参加することで視野が広がると思うからです。視野が広がることは、選択肢の幅も比例して広がり、社会人になっていく上でも必要なことだと思うので是非、機会があれば参加してみてはいかがでしょうか。
総合型選抜で早めに合格していたため、授業やサークル活動、その他あらゆる行事に夢や希望を抱いていましたが、新型コロナウイルスの影響により、入学式をはじめとする様々な行事が制限されてしまいとても心残りに思います。また、1年生前期は全てオンライン授業ということもあり、友達を作る機会、会う機会が無くなってしまったことは大変残念に思います。
私の手術の際に安心を与えてくれた診療放射線技師の方々のように、他人の心に寄り添い支えてあげられる診療放射線技師になることです。そのために、新潟医療福祉大学であらゆる知識や技術を学び、夢ではなく現実にできるよう努力していきたいと思います。
受験当日に緊張から私を救ってくれたのは、「自分はこれまでこれだけ努力してきたのだから大丈夫だ」という確かな自信でした。このような経験から、試験当日の良し悪しは、当日までにあらゆる準備がしっかりと出来ているかで決まると思います。準備があれば予想外の出来事にも対応でき、自信にもつながります。早すぎるということはないので、是非前もって受験の準備を進めていってください。頑張ってください!!
※学生の在籍学年は2023年度在籍時のものです。
※学校推薦型選抜=旧公募推薦入試