作業療法学科 3年
出身高校:三条東高校(新潟県)
選抜区分:総合型選抜
※学生の在籍学年は2023年度在籍時のものです。
※総合型選抜=旧AO入試
私が作業療法士を志したきっかけは、高校時代に学校活動の一環で病院見学をさせていただいた経験からです。病院で従事されている様々な医療職の中でも特に、様々な領域で活躍されている作業療法士という仕事に興味関心を持ちました。
大学のパンフレットやホームページ、オープンキャンパス、実際に大学に通っている先輩などから大学の情報を集めました。具体的には、パンフレットやホームページは作業療法学科のことはもちろんチーム医療についてや、大学自体の特色、サークルは何があるのかなど様々なことについて調べました。
私が総合型選抜への出願を決めたのは、高校三年生の七月頃だったと思います。出願を決める以前から、新潟医療福祉大学が第一志望でしたが、最初は一般選抜で入学しようと考えていました。しかし、担任の先生や両親と進路について話し合いをした際に合格するチャンスを増やした方がいいと言われ、総合型選抜への出願を決めました。
一番重視したことは、国家試験の合格率です。新潟医療福祉大学の作業療法学科は、国家試験の合格率が全国平均を上回っていたことに魅力を感じました。もう一つは、全13学科ある学科数の豊富さです。学科の枠を超えた連携教育でチーム医療を学ぶことができることに魅力を感じました。
大学からオープンキャンパスに参加した際にいただいた過去問を、何回も繰り返し解きました。分からなかった所は、先生や一緒に総合型選抜を受ける友達に聞いて、理解を深めました。
まず志願理由書を書く際に意識したことは、将来作業療法士としてどうなりたいかということと、入学してからどう頑張っていくかなどの気持ちを自分の言葉で書くことです。自己アピール書では、自分の長所が作業療法士になる上でどう役立つかを結び付けて書くようにしました。私の場合、傾聴力と問題解決能力が作業療法士になるうえで役立つと思ったので、実際のエピソードを交えて書きました。
高校の時の担任の先生や、部活の顧問の先生、友達、あまり話したことのない先生など様々な人に頼んで、面接練習を行いました。様々な人に頼むことで、どんな人が面接官でも緊張しない練習ができました。また、面接本番は何を聞かれても対応できるように作業療法のことや大学のことについて細かく調べました。
一次試験では、作業療法士を目指したきっかけや、なぜ理学療法士ではなく作業療法士なのか、あなたにとって働くとは何かという少し変わった質問もありました。二次試験では、作業療法士だけの特徴的な仕事について聞かれました。どちらも、質問に対して答えた後に、さらに深堀りされました。
とにかく、声の大きさやトーン、視線、ジェスチャーを意識して質問に答えました。声が小さかったりキョロキョロしていると自信がなさそうに思われてしまうと考えたからです。あとは、志望理由書・自己アピール書に書いたことと面接で話す内容に矛盾がないように気を付けました。
一つ目が、勉強習慣を身に着けることで、二つ目が、様々な人に接する機会をもっとたくさん経験しておけばよかったと思っています。高校時代は、仲のいい人だけで話していることも可能でしたが、現場に出て働くことになったら患者さんはもちろん、一緒に働く人たちと気が合わないから話さないなんてことはできません。そのため、高校時代から少しずつでも様々な人と話しておけば良かったと思います。
勉強をやっているうちに、漠然とした不安や焦りが襲ってくることがあると思います。そんな時は、自分なりのリフレッシュ方法で少し身体と心を休ませてみてください。そうすることで私自身、気持ちを切り替えることができました。受験生の皆さん、最後になりますが合格に向けて勉強など、頑張ってください。応援しています。
※学生の在籍学年は2023年度在籍時のものです。
※学校推薦型選抜=旧公募推薦入試