臨床技術学科 2年
出身高校:長岡向陵高校(新潟県)
入試区分:一般選抜(前期)
※学生の在籍学年は2023年度在籍時のものです。
※一般選抜=旧一般入試
一般選抜(前期)では、一日のみ受験しました。一般選抜と大学入学共通テスト利用選抜の同時出願をすることができ、出願する学科も一般選抜と同じ学科にすることができたことも加味して、合格するチャンスが増加するため、一日のみ受験しました。
私は第2志願制度を利用し、第1志願学科を臨床技術学科、第2志願学科を医療情報管理学科に指定して受験しました。万が一、第1志願学科が不合格だったとしても、第2志願学科へのチャンスがあるので、精神的に余裕を持って受験することができました。
選択科目は「数学Ⅰ・数学A」を選択しました。また、選択科目はあらかじめ決めていました。選択科目をあらかじめ決定しておくことで、選択科目の中で最も得意だった数学を集中的に学習することができたほか、必須科目も効率的に学習することができました。
必須科目と選択科目は、何度も過去問を解き直すことで勉強していました。過去問演習は非常に大事で、過去問の内容や、回答の出来具合からどこを集中的に学習すべきか、あるいはどこで点数を稼ぐべきか考察することもできました。
入試勉強を進めていく上で使用していた参考書は、過去問集、学校で配布された教科書や共通テスト関連の問題集、英語ならば英単語集など多くの参考書を使用しました。そのなかでも、最も使用した参考書は過去問であり、受験勉強を進めていく中で、かなり頼りになりました。
受験勉強で一番思い出に残っていることは、大学入試に対する不安や心配、恐怖に追われていたことです。希望した大学・学科に無事合格することが出来るのかという絶えない不安、一刻と迫る受験当日への焦燥感など、精神的にハードだった記憶があります。しかし、これらの恐怖があったからこそ、それらをバネにして勉強に励むことができたと思っています。
試験前日では、今まで勉強してきた学習内容の再確認や英単語の再復習のような学習漏れがないかの確認・復習を行いました。試験前日なので、そのほかにすることのないほどに、前もって余裕をもって勉強を進めていきました。
試験当日は両親に車で送ってもらいました。雪が降っていたこともあり、早めの二時間前に試験会場に到着しました。移動の最中や到着後の試験を待っている間、安心して有意義に勉強を進めることができました。大学までは多少距離があるため、余裕をもって移動をすると安心できました。
試験当日の一番の思い出は、試験会場のピリついた空気感が直に伝わってきたのを一番覚えています。限られたチャンスのために大勢が試験会場に集まっているあの雰囲気はかなり印象的でした。私は緊張すると頭が真っ白になってしまうタイプなので、冷静になろうと参考書の復習をして落ち着こうとした記憶があります。
希望した大学・学科学部に入ることができ、かなり満足、充実した日々を過ごしています。大学では、国家試験にむけた努力をしていますが、受験勉強で一度似たような経験をしているため、見通しが利き、自信をもって前を向くことができます。そのため、受験勉強を頑張った甲斐はあると言えます。
大学入試は人生の通過点です。希望の大学に合格することが一番ですが、どちらにせよ、どんな人にも「新たな挑戦」が待っています。大学入試で学んできた経験、目標への向上心は必ず未来で役に立ちます。例えば、大学ではレポート課題が存在するように、大学入試がすべてではなく、蓄えた経験や知識、向上心は必ず今後必要になります。そのため、どんなに努力をしても、無駄になることは一切ありません。「新たな挑戦」のためにも、この調子で全力で努力しましょう!
※学生の在籍学年は2023年度在籍時のものです。
※一般選抜=旧一般入試