義肢装具自立支援学科 4年
出身高校:横須賀総合高校(神奈川県)
選抜区分:学校推薦型選抜(公募制)
※学生の在籍学年は2023年度在籍時のものです。
※学校推薦型選抜=旧推薦入試
海外で活躍される日本人の義肢装具士の存在と、世界には義肢装具を必要としていても入手が困難な方々がいることを知り、義肢装具士に興味を持ちました。また、誰かの役に立つ職業に憧れがあったため、義肢装具士を志すようになりました。
同時出願をしました。2つの試験の面接を一度に受験できるため、小論文試験と基礎学力試験の対策により時間をかけられると考えたからです。また、2つの入試形態にチャレンジすることで、少しでも合格の確率をあげられるチャンスだと思いました。
志望理由書にはなぜ義肢装具士を志そうと思ったのかを特に詳しく書きました。そして、大学を卒業したらどんな義肢装具士になりたいのか、そのためには何を学ぶ必要があるのかを書き、その学びを得るには新潟医療福祉大学しかないと考えていることが伝わるように意識しました。
私は小論文が苦手だったので、まず小論文を書くことに慣れるために、新潟医療福祉大学の過去問と少し形式の似ている医療系の大学の過去問を解きました。書くことに慣れてきたら新潟医療福祉大学の過去問を解き、次は形式にそって書けるように練習しました。どちらの段階でも高校の先生に添削していてただき、良かった点と改善すべき点を明白にしてから次の問題に取り組んでいました。
面接対策では高校の先生に頂いた資料をまとめたノートを作成しました。予想される質問とそれに対する解答、自分が面接で伝えたいことや注意すべき面接の所作などを振り返りやすいようにまとめ、そのノートをみればすぐに復習できるようにしていました。
試験前日は新潟駅近くのホテルに前泊しました。就寝前に面接ノートを一通り復習し、今まで書いてきた小論文の中でうまく書けたものをいくつか読み直してイメージを頭にいれて、試験に備えて23時前には就寝しました。
試験当日は前泊していたホテルから豊栄駅まで電車を利用し、豊栄駅から大学までは大学のバスを利用しました。試験開始何分前に到着したかは覚えていないのですが、公共交通機関を利用数ことを加味し、余裕をもって到着できるようにしました。
初めは自宅から試験会場までどのように来たのか、今の心情などの質問がありました。次に、なぜ義肢装具士を目指しているのか、なぜ新潟医療福祉大学を選んだのかなど、面接で出題される事の多い基本的な質問がありました。後半は将来の夢について具体的に質問されたり、自由に自分の伝えたいことを話す機会がありました。
私は小論文などの自分の考えをまとめる文章を書くのが苦手で、試験ギリギリまで納得のいく小論文を書くことができず、試験当日も少し不安なまま受験していました。この経験から、高校時代に苦手を早めにみつけ、苦手なことに対して逃げずに向き合い、余裕をもって克服しておく習慣をつけておくべきだったと思います。
私は音楽を聞いてしまうと勉強に集中することが出来なかったので、図書室や自分の部屋など静かな環境で勉強するようにしていました。
同じ職業を目指す仲間と興味のある分野について学べることが楽しく、毎日がとても充実しています。また、海外の大学で同じ職業を目指す方々と英語でコミュニケーションを取ったり、専門的な内容について意見交換をしたりする機会があり、受験を頑張って乗り越えたからこそ、このような新潟医療福祉大学ならではの貴重な機会に参加できていると感じています。
私の将来の夢は、日本だけではなく世界でも通用する技術を持った義肢装具士になることです。得に、私がこの職業を目指すきかっけとなった、貧困や紛争で義肢装具を必要としていても入手が困難な方々の力になれるような義肢装具士を目指しています。
時には受験勉強が苦しく感じてしまうときがあるかもしれません。そんな時は自分の夢や目標を改めて見つめ直し、それを達成するという強い気持ちをもって勉強に取り組んでみてください。そして、憧れの大学生活を想像しながら頑張ってください。応援しています!
※学生の在籍学年は2023年度在籍時のものです。
※学校推薦型選抜=旧公募推薦入試