義肢装具自立支援学科 3年
出身高校:中京高校(岐阜県)
選抜区分:総合型選抜
※学生の在籍学年は2023年度在籍時のものです。
※総合型選抜=旧AO入試
医療職とものづくりを両立することが出来る仕事に就きたいと思ったからです。両親が医療従事者でもともと医療職に興味があったことに加え、小さいころから工作が好きだったことを生かした職業に就きたいと考えたときに、両立できるのが義肢装具士でした。
基本的にはパンフレットを取り寄せて調べたり、ホームページを見て情報を集めました。進路を決めたのが高校三年生の7月下旬とだいぶ遅かったので、コロナ禍の移動自粛で実際に大学に行くことはできませんでしたが、代わりにwebオープンキャンパスに参加しました。
7月末に新潟医療福祉大学への受験を決め、総合型選抜への出願を決めたのは8月頭です。新潟医療福祉大学を単願で受けると決めたときに、一度でも多く入試を受けるために早めに出願しようと決めました。それに、義肢装具自立支援学科の定員数は決して多いわけではなかったので、早めから受験していく方が有利に受験できると考えたからです。
義肢装具士を目指すことが出来る学校は少なかったので、日本にある学校は専門学校まで全て調べました。その中でやはり大学で学ぶ方が最新の設備が整っていたり、学びやすい環境が整っているということで最終的に4校の中で検討しました。
カリキュラムと設備を重視しました。カリキュラムには実習があることや福祉用具についても学べるという点がとても魅力的だと感じました。設備の面では実習室の安全性が高いということや、3Dプリンターが整備されていることから安全に最新の技術を学ぶことが出来るだろうと思ったからです。また、専門職に必要な知識だけでなく、今重要視されているチーム医療、多職種連携についても学べる環境に強く惹かれました。
過去問を取り寄せて一度問題を解いた後、できなかったところを高校の時に購入した問題集などで解き方を復習し、また違う年の受験問題を解く…というのを繰り返していました。そうすると大体の受験問題の傾向がつかめてくるのでよく出てきたところの問題を解いたり、おさらいをしたりして受験に備えました。
進学をするうえで、なぜ新潟医療福祉大学でないといけないのか、自分はこういうところが長所で、この長所を生かして将来はこういう義肢装具士になりたい、という文章を多めに書きました。志望理由書や自己アピールは自分を知ってもらうための大事な機会なので中身は濃く、相手に伝わりやすい文章になるように気を付けました。
面接対策は多くの先生方に協力してもらい、練習しました。そうすることで質問内容が毎回変わったり、本番のような緊張感を持ちつつ練習することが出来るからです。また、個人で行った対策としては、学校においてある新潟医療福祉大学の過去の面接質問などの記録を参考に、面接で伝えたいことを順序立ててまとめることをしました。
なぜ新潟医療福祉大学の義肢装具自立支援学科を志望したのかということや、将来どのような義肢装具士になりたいのか、義肢装具士という職業をどのように知ったのか、などの質問されました。志望する学科によって変わってくるとは思いますが、特に変わった質問をされたという印象はありません。
ありきたりですが一番は面接をしてくださる先生に伝えたいことを落ち着いてはっきりと話すことを意識しました。また、伝えたいことが頭から抜けてしまっても、質問内容に沿った自分の思いや考えをを素直に話すということも意識しました。
普段から勉強する習慣をつけることです。高校では宿題を提出する機会が減って授業の予習や復習以外の勉強がおろそかになりがちです。普段から勉強しておくことで、習ったことを記憶に定着させることが出来るからです。また大学入学後も役に立つので、勉強を習慣づけることは絶対にやっておくべきだと思います。
受験生は最後の一秒まで伸びます。正しい方法で努力して伸びない人はいません。模試やテストで思うように成績が伸びなかったとしてもネガティブにならず、自分に合った方法じゃなかったんだと割り切って新しい方法を探してみてください。きっと自分のためになります。応援しています。
※学生の在籍学年は2023年度在籍時のものです。
※総合型選抜=旧AO入試