義肢装具士です。きっかけは高校二年の夏にある特集をみて当時、将来やりたいことが確立していなかった私にこの職業の希少さであったり素直にかっこいいといった魅力を感じたからです。また、人に手を差し伸べなにか役に立つということが自身の心を浄化させてくれますし、いつも私自身を良い方向へとしていくと思っているからです。

高校二年の三学期くらいだったと思います。総合型選抜を選択したのは義肢装具士を目指し、当時はそれ以外に心に響いている職業がなかったので総合型選抜にチャレンジして早くに決まったらそれに越したことはないと考えたからです。

まず自分史を作り、今までどういった経験があったか、自分はどういった性格なのか、何が自慢できるのかを分析しいくつも挙げるのではなく何点かに絞って、一つ一つのアピール点を実体験などを交えながら濃い内容にすることを意識しました。

まずすべてに言えることは、オープンキャンパスなどで過去問題集を入手できるので過去５年分ほど集め、各教科の何が出やすいかなどを分析し毎年出ている単元は確実におさえました。国語は四字熟語を単語カードにまとめ携帯して見るようにしていました。数学は数Ⅰ・数Aの教科書を網羅しました。英語と資料解釈は過去問でカバーしました。

勉強法は紹介するほどのことをやっていませんが、面接対策では決まった先生に面接練習をお願いするのではなく、数人に見てもらうことで、新たな緊張感であったりほかの先生とは違った視点からアドバイスを頂けることもあったのでその点役に立ったと思います。

面接でいう言葉をひたすらお経のように繰り返し音読し、友達もいたのでお互いに雰囲気を作って本番さながらの練習を何度もしていました。

新潟市内のホテルを出て最寄りの駅まで電車で移動し、そこからバスで向かいました。着いたのは1時間ほど前だったと思います。

義肢装具士になりたいと思ったきっかけ、なぜこの学科を選んだのか、オープンキャンパスの感想、高校で頑張ったこと、長所、短所、どうやって大学まで来たか、、、などのどのような面接でも聞かれるような一般的なことを問われました。

もっと様々なことを知って、少しでも興味の持ったことを突き詰めればよかったです。

専門的なことが深く学べてやりがいを感じます。受験勉強は基礎教養なのでそれほど今の学業に影響はありませんが、頑張ったという点ではその頑張りを今でも気力にできているので頑張った甲斐があると思います。

将来の夢はヨーロッパへ旅に出てあらゆるチーズを巡ることと、オーロラを見ることです。この夢を実現するため、目指したい職業が義肢装具士です。義肢装具士だけではなく他のことにも挑戦したいと考えています。

将来をしっかり考え、様々なことを知ったうえで熟慮断行してください。そして初めの決心をやり通すことが大切だと思うのでぜひ頑張ってください。応援しています。