鍼灸健康学科 1年
出身高校:宇都宮高校(栃木県)
選抜区分:総合型選抜
※学生の在籍学年は2023年度在籍時のものです。
※総合型選抜=旧AO入試
私自身、鍼灸に救われたからです。持病の症状が1番酷かった高校2年生の時、投薬も効かず、不安で押しつぶされそうになっていました。その中で唯一、私を救ってくれたのが鍼灸でした。数分の施術で症状が緩和され、生きられると希望を持つことができました。複雑な病気に対して「受けて立ちましょう」と言ってくださった鍼灸師の姿や鍼灸の効果に魅了され、今度は自分が誰かの役に立ちたいと思い、鍼灸師を目指しています!
はじめは、スタディサプリやマナビジョンといったサイトから、大学検索をしました。見つけてすぐにWEBオープンキャンパスに参加するようになり、その後、資料請求をしたり、地方の出張ガイダンスに参加しました。夏の来場型オープンキャンパスにも参加し、そこで初めて教授とお話しました。新設の学科で、情報量が少なかったため、できることはすべて行い、情報を得ていました。
WEBオープンキャンパスは、入試対策や大学の学科紹介などを中心に観ていました。入試形式の違いを理解したり、先輩方がどんな勉強をして、どんな生活を送っているのかを参考にして、自分の大学生活へのイメージを膨らませていました。来場型オープンキャンパスは、WEBオープンキャンパスで感じていた大学の雰囲気とギャップが無いかや施設の見学、大学にいる方のお人柄から、最終決定する機会に用いました。
総合型選抜A,B方式同時出願にすると決めたのは高校3年生の夏です。きっかけはオープンキャンパスでの教授のアドバイスでした。「新設の学科だから総合型からどんどん受けてチャンスを増やした方がいい」とアドバイスをいただき、A,Bに決めました。
日本にある鍼灸の大学、専門学校はほぼ全て調べました。専門学校も1つの選択肢と考えていましたが、どうせなら大学規模で鍼灸について学びたいと思いました。
教育内容やカリキュラム、大学の雰囲気です。他の大学と教育内容や方針、年次ごとの学びを比較した時、チーム医療はやはり大きなポイントになりました。自分自身が鍼灸師となって世の中に出たとき、他の医療職を知っていたり、関わりを持つことで連携医療が実現し、より多くの患者さんを助けられると考えました。
WEB、来場型オープンキャンパスでの特典でいただける過去問を解いていました。わからなかったところは印を付けて、塾や学校の先生に聞いたり、オープンキャンパスの際に配信される過去問解説動画を見て克服していました。
自分がどんな人になりたいかを明確に書くことです。また、○○力といった漠然とした言葉は極力使わないようにしたり、使うとしたら、具体的なエピソードを書いておくことです。どんな人になりたいかについては「○○な医療人になりたいです」といった、その専門職の明確な理想像を提示することです。
まずは志願理由書と自己アピール書をしっかり読むことです。そのうえで、実際質問されそうなことに対しての答えを考えます。ここで注意なのが、文章で答えを準備することです。文章で答えを用意してしまうと、ど忘れしたときに何も出来なくなってしまうので、単語で答えを準備していました。先生方に協力していただき、実際の面接のように質問してもらい、単語を瞬時に繋ぎ合わせて笑顔で答える練習をしていました。
①本学を志望した理由 ②あなたの性格で鍼灸師に向いている、生かせると思うところはどこか ③将来、あなたはどのように活躍したと考えているか、また、そのために必要な力はなんだと思うか ④大人数で何かを作り上げた経験はありますか、また、苦労したことは何ですか ⑤趣味は何ですか、また、そこから得られるものはなんですか
質問に対する答えを先に提示することです。また、「答え+根拠+答え」という話し方を意識しました。まずは質問に対して簡潔に答えを伝えることで相手に伝わりやすくなります。その後、具体的な根拠を伝えて、再度答えをお伝えします。なぜ、2度も答えをいうかというと1度目は質問の簡単な返事のような感じで、根拠を述べ納得してもらってから2度目を伝えることで、説得力が増すのと印象づけをすることができるからです。
自分のルーティンを確立することです。一人暮らしの場合には、家事も勉強もするので生活が乱れやすいです。今までのように勉強時間ががっつり確保できなかったり、集中しづらかったり、寝不足になっている方も多いと思います。その中でも、自分の寝る時間や起きる時間を固定する練習や、勉強に入る前のルーティンを決めることで、自分らしい生活を送れると思います。
自分は正直、大学に進学することは不可能だと思っていました。自分の体調から、諦めかけたことは何度もあります。周りと比べたり、思うように対策が進まず、焦ることばかりでした。しかし、本当になりたいものが見つかれば、どんなことがあっても乗り越えていけます。焦る時こそ、大変な時こそ、一息ついて、自分の納得がいくまで対策を続けてみてください。苦しい時期もどうせなら楽しんでみてください。受験生の皆さん、大学でお待ちしています!
※学生の在籍学年は2023年度在籍時のものです。
※学校推薦型選抜=旧公募推薦入試