新潟リハビリテーション病院 スポーツ医学総合診療センターでは、スポーツ活動に取り組む女性アスリートの健康面をケアするための新しい外来「女性アスリート外来」を開設いたしました。
下記の症状でお悩みの方はお問合せください。専門医が対応いたします。
1.スポーツに支障がある月経異常など
2.貧血、体重減少、食欲低下、エネルギー不足、疲労骨折など
(スポーツ障害については整形外科医とともに対応いたします)
本学では2016年度よりアスリートサポート研究センターを設立し、スポーツドクター、理学療法士、管理栄養士、アスレティックトレーナー、スポーツカウンセラーなどが協同・連携するマルチサポート体制を構築して女性アスリートを支援しています。このようなサポートシステムは全国的にも珍しく、医療福祉系の総合大学である本学だからこそできる多職種連携チームによる支援体制と言えます。
また、令和2・3年度にスポーツ庁委託事業「女性アスリートの戦略的強化に向けた調査研究」の委託により、一次検診の役割として簡易的で非侵襲的に実施できる包括的な女性アスリート検診(月経関連・体組成・栄養・睡眠・骨密度・貧血・運動器機能・中枢神経機能)を開発しました。そして、新潟リハビリテーション病院と協同・連携することで、二次検診の役割として女性アスリートの諸問題を早期発見・早期治療でき、医療スタッフとアスリートや指導者が密に連携を取りながら競技復帰を目指せる医科学支援体制を構築しています。
更に、本年度(令和4年度)からスポーツ庁委託事業「女性アスリートの課題解決実践型プログラム」の委託により、女性アスリートが競技力向上を図りながら健康で競技を継続できるよう、ジュニアからトップレベルまでを含めた女性アスリートの環境を整備するとともに、競技引退後も活躍できる支援の充実を目的として、これまで構築してきた学内における女性アスリートの医科学支援体制を基盤として、「産・官・学」が連携することで新潟県における医科学支援拠点を形成を目指しています。
新潟リハビリテーション病院では、本学と連携することで、この度開設する「女性アスリート外来」を中心に、産婦人科医、整形外科医、内科医、理学療法士、管理栄養士、看護師、アスレティックトレーナーなどの多職種連携チームにより女性アスリートをケアする体制が整備されています。
今後も本学では、女性アスリート支援に積極的に取り組んでまいります。
>>新潟医療福祉大学プロジェクト研究センターはこちら
https://www.nuhw.ac.jp/center/