芝田純也教授の研究論文が、国際誌『Journal of NeuroEngineering and Rehabilitation』に採択されました!
〔研究の概要〕
経頭蓋静磁場刺激(tSMS)は、頭表に強力な小型の永久磁石を留置して脳の機能を調整する手術不要の脳刺激手法です。安全・安価・簡便な非侵襲的脳刺激法として近年注目され、リハビリテーション医療への応用が期待されています。磁石が形成する磁場は磁石からの距離に応じて減衰するため、頭表から遠い部位すなわち脳深部領域には有効な大きさの磁場を形成できないことが、従来のtSMSの欠点でした。本研究では3個の磁石を組み合わせたシン磁場を開発し、磁石から遠い部位にも有効な磁場を形成できることを証明しました。
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https://doi.org/10.1186/s12984-022-01110-7
〔研究者からのコメント〕
シン磁場刺激を用いることで、脳表面のみならず脳の深い領域をも刺激ターゲットにすることができます。これにより経頭蓋静磁場刺激(tSMS)の臨床応用の可能性を高めることができると考えます。
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http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/pt/
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