12月10日(土)、新潟市中央区において「“健幸都市にいがた”の実現を目指して」をテーマとして、開学10周年記念関連事業「新潟医療福祉大学市民フォーラム」を開催致しました。
この度の市民フォーラムは、「1)シニア世代に向けて「大学の知」を発信し、健幸都市づくりのパートナーとしての役割を期待する。」「2)新潟市に所在する保健・医療・福祉・スポーツ領域の総合大学として、市民の健幸づくりに貢献する。」「3)健康に関する学術的な知識を提供し、市民自らの主体的かつ自律的な健幸づくりの実現に寄与する」の3点を目的として掲げ開催し、当日は、一般参加、専門職の方も含め、約100人の方々のご参加いただきました。
はじめに、山本正治学長の開会挨拶、野本信雄新潟市保健衛生部長の祝辞の後、第1部では、山本学長が「健康に生きるということ~生活習慣を見直し健康的な生き方を~」と題して基調講演を行わせていただきました。その後、新潟医療福祉大学院医療福祉学研究科長の村山伸子教授のコーディネートのもと、市民の健幸づくりに向けたシンポジウムが開催されました。医療情報管理学科長の東條猛教授が「免疫力のアップに向けて~笑いと健康のメカニズム~」と題して、次に社会福祉学科長の伊東正裕教授が「ミドルエイジの自己実現に向けて~こころの健康のメカニズム~」、最後に健康栄養学科長の斎藤トシ子教授が「生活習慣病の予防に向けて~食と健康のメカニズム~」と題して講演をし、大学の知の発信を行わせていただきました。
第2部は、新潟アルビレックスランニングクラブの久保倉里美さんをお招きして、「アスリートと健康」をテーマに、陸上競技に関することや普段の生活で健康に注意していることなどを伺いました。市民の方からも次々と質問があり、会場は和やかな雰囲気の中にも活気で溢れていました。
最後に、新潟医療福祉大学の陸上競技部の学生より、「ロンドンオリンピックに向けて、頑張っていただきたい」とのメッセージを込めて花束が贈呈されました。
今回、新潟市中央区で初めてフォーラムを開催しましたが、市民の方々からは「是非、今後も続けてほしい」との声が聞かれました。これからも、新潟医療福祉大学の学術的な知識を発信し、“健幸都市にいがた”の実現に向けて貢献していいきたいと考えています。
新潟医療福祉大学生涯学習センター運営委員会
<写真上から>
・ 新潟医療福祉大学学長 山本正治 開会挨拶
・ 新潟市保健衛生部長 野本信雄様 祝辞
・ 新潟医療福祉大学学長 山本正治 基調講演
・ シンポジウム「市民の健幸づくりに向けて~大学の“知”の発信~」
コーディネーター
新潟医療福祉大学大学院医療福祉学研究科長 村山伸子
シンポジスト
新潟医療福祉大学医療情報管理学科長 東條猛
新潟医療福祉大学社会福祉学科長 伊東正裕
新潟医療福祉大学健康栄養学科長 斎藤トシ子
・ ゲストコーナー 「アスリートと健康」
新潟アルビレックスランニングクラブ 久保倉里美様