修士課程看護学分野では、平成23年度より新たに精神看護学関連の科目開講を予定しています。
看護学分野では既に、CNS(専門看護師:がん看護)科目を設置し、また母子看護、看護管理の領域についても学ぶことのできるカリキュラム構成となっておりますが、「精神看護学」関連の科目を新規開講し、カリキュラムの更なる充実を図る予定です。
新設科目の詳細は以下の通りです。
■「精神看護学特論」2単位 30時間
精神障害者を取り巻く、歴史及び法制度の変遷、国際的な動向について文献を通して把握しつつ、わが国における精神保健問題の現状を知る。また、精神障害の特性を理解し、精神障害者とその家族に対する看護実践に求められる知識を習得し、看護職が果たすべき役割について認識を深める。
■「精神看護学演習」4単位 60時間
精神分析理論、対人関係理論、精神病理学理論、看護理論等、精神看護学を構成する基礎的理論を学び、対象をアセスメントし、関係を形成し、看護介入を行うための理論的基盤を養う。また、精神保健医療における様々な当事者運動の歴史や動向について文献を通して把握するとともに、当事者の視点に立った手記や諸活動、研究等を通して当事者体験理解し、当事者側が求めている精神保健医療や看護のあり方について洞察する。
本学修士課程では他にも「メンタルヘルス/カウンセリング特論」・「心身相関の医療」(共通科目)という科目を設置しており、精神保健医療に関して深く学ぶことができます。
精神看護、看護学分野に興味のある方は、ぜひお気軽に本学までお問い合わせください。
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http://www.nuhw.ac.jp/grad/master/nursing.html