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【看護学科】5月8日(土)「看護の日」記念公演会を開催しました。

2010.06.02
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5月8日(土)、本学キャンパスにて看護学科主催による「看護の日」記念講演会が開催されました。

「看護の日」とは、フロレンス・ナイチンゲールの誕生日である5月12日を記念し制定されたもので、5月12日前後には全国各地で様々な記念イベントが開かれています。

今年で5回目を迎える今回の記念公演会では、学生の希望が最も多かった救急看護分野から、現在、新潟市民病院の救急外来で救急認定看護師長としてご活躍されている山本 鉄也氏をお招きして、「救急看護認定看護師の役割 -認定そして人・任・忍定へ-」というテーマでご講演を頂きました。

山本看護師長は救急看護師として、病院内における実践・指導・相談だけでなく、1995年に起こった阪神淡路大震災や2004年の中越沖地震等、国内外における様々な事故や状況にも対応されています。

現在、日本看護協会では20の認定看護師の育成を行っていますが、救急看護もその中の1つです。認定看護師の役割は、個人、家族及び集団に対して熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を「実践」すること、看護実践を通して看護職に対し「指導」を行うこと、そして看護職に対しコンサルテーションを行う「相談」という3つが中心となります。

当日は、本学看護学科の学生・教員のほか、実習病院からも多くの参加がありました。

講演では、講演タイトルにもなっている「人・任・忍定」について、“人”とは人柄を表し、“任”とは他の人を信じて任せられるということ、そして“忍定”とは、忍耐と継続など看護の基盤となる要素が含まれていることなどを分かり易く説明して頂きました。また、仕事内容が常に一刻を争うような状況にあることから、心身に対する高度な知識・技術を持つ必要があることや、適切な判断を行なう為には日々の学習の努力が必要であること。さらに、現場ではチーム医療が行われており、多職種と共にそれぞれの特徴を活かしあいながら連携をしていくことが要求され、自らを省みることが大切であることも話して頂きました。

講演後には山本看護師長に救急看護のあり方についての質問や学生自身の今後の職業選択に対する質問など、多くの質問が寄せられ、山本看護師長はその一つひとつに丁寧にお答えいただき、ご助言されていました。

山本看護師長自身の職業選択の動機や、看護師となってからの歩みを交えながら話をして頂いたことで、学生にとって看護という職業が一層身近に感じられる充実した講演会となったようです。また、日々時間との戦いという厳しい状況下にありながらもユーモアのセンスに溢れ、他人に対する配慮を大切にされている山本看護師長の姿が大変印象的な講演会でもありました。

>>看護学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/nr/index.html

>>看護学科の“今”を伝える「ひよっ子ナース放送局」はこちら
http://nuhw.blog-niigata.net/nr/

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