井上達朗講師(理学療法学科,運動生理Lab,運動機能医科学研究所)の2編のポジションペーパーが「リハビリテーション栄養」に掲載されました。
運動と栄養は切っても切り離せない関係となっており、リハビリテーション領域においても重要性が非常に高まっている領域です。
その中で井上講師は非常に多くのリハビリテーションと栄養について知見を持っており、今回はその内容をわかりやすく紹介したものとなっております。
なお、一般社団法人日本リハビリテーション栄養学会のHPより無料でダウンロードすることが可能となっておりますので、興味がある方はぜひ、御覧ください。
〔ポジションペーパーの概要〕
近年、多くの理学療法の対象者が栄養障害やサルコペニア、フレイルなどの栄養問題を抱えています。
従って、理学療法を行う上で栄養学の知識が必要になっています。
井上講師を含む日本リハビリテーション栄養学会の理学療法士部会は、栄養領域における理学療法の役割を明確にすることで、理学療法にかかわるすべての職種が統一した認識を築くことを目的にポジションペーパーを発表しました。
〔井上講師からのコメント〕
現代医療において、理学療法対象者の機能、活動、参加、QOLを最大限に高めるためには、理学療法と栄養をセットで考えることが重要です。
理学療法の養成課程においても栄養学の履修が必須となっており、その重要性が高まっています。
我々は栄養領域における理学療法の役割を明確にすることが必要であると考え、「栄養と理学療法」「病態別栄養理学療法」の2編のポジションペーパーを発表しました。
是非、多くの方に読んで頂き、臨床や研究の参考にして頂きたいと考えております。
〔原著論文情報〕
1)井上達朗,飯田有輝,高橋浩平,白土健吾,長野文彦,宮崎慎二郎,竹内 泉,吉村芳弘,百崎 良,前田圭介,若林秀隆.栄養と理学療法:日本リハビリテーション栄養学会理学療法士部会によるポジションペーパー.リハビリテーション栄養.第5巻第2号.p2267-234.2021 2)井上達朗,竹内 泉,飯田有輝,高橋浩平,長野文彦,宮崎慎二郎,白土健吾,吉村芳弘,百崎 良,前田圭介,若林秀隆.病態別栄養理学療法:日本リハビリテーション栄養学会理学療法士部会によるポジションペーパー.リハビリテーション栄養.第5巻第2号.p217-225.2021
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