この講座は、中高生の理科離れ対策として、本学の運動機能プロジェクト研究センターが新潟県から委託を受けて実施したもので、当日は、中高生やその保護者の方など合計13名の方が参加され、新潟駅からの無料送迎バスで大学に到着しました。
13:00から開始された講座では、まず1時間目と2時間目に、義肢装具自立支援学科長の江原義弘教授による講義が行われました。「歩行における重心移動」を中心に、運動力学の仕組みをわかりやすく説明しました。まったく数式を使わず、バイコン(3次元動作解析装置)を用いて、自分の身体イメージで理解するような授業が進むにつれ、参加者も徐々にエハラワールドの虜となり、楽しみながら学ぶことができたようです。
続く3時間目は、義肢装具自立支援学科の阿部薫准教授の授業が行われました。江原教授の運動力学に引き続き、今度は身体運動学の見方から授業が行われました。靴の中の足裏の状態がわかる装置(足底圧分布測定装置)を使って、歩いているときの足はどのように動いているのかを観察し、歩行の仕組みを理解しました。参加者の方にも実際に被験者になってもらい、自分の歩行や足の状態を知ることができて好評でした。
講座の最後には、修了証が手渡され、全てのプログラムを無事終えることができました。
参加された皆様、ありがとうございました。
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http://www.nuhw.ac.jp/dept/medical/jiritsu/index.html