9月18日~20日に大分県別府で「第63回日本体力医学会」が開催されました。
日本体力医学会はスポーツ医学や健康科学の第一線で活躍する研究者や指導者が約2000名参加する大規模な学会です。
本学大学院からは修士課程に在籍する酒井篤さん、保苅芙美さん、ならびに本学大学院博士後期課程の川崎絵美さん、さらに、本学大学院を修了し、現在、青森県立保健大学で助手を務める佐々木万衣子さんが研究発表を行いました。
いずれの発表内容も、“運動や食事が骨格筋代謝を活発化して肥満や糖尿病を予防するメカニズム”に関するものであり、大学院生たちは学会に集う研究者とのディスカッションを通じて自分の専門性を高めることができた様子です。また、学会中に開催される懇親会等で他大学の大学院生たちと交流することによって、視野を広げる経験も積めたようです。
研究成果は大学や地域内にとどまらず、日本国内外にその知見を発信することが重要です。そして、このような学会活動を通じて大学院生は、将来、健康科学の担い手として社会で活躍するための専門能力を磨くことができます。