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【社会連携】とよさか中高年教養大学「健康長寿学」実施報告 (3月)

2025.03.11 新着情報

とよさか中高年教養大学は中高年の北区民の方を対象に11科目が開講されており、本学はこのうち「健康長寿学」を担当しています。
今年度の最後となる3月の講座は、3月6日(木)に葛塚コミュニティセンターで開講され、40名の方々が受講されました。
今回は、社会連携推進機構の石井雅子先生より「健康長寿の秘訣 ―眼が元気だと人生が楽しい―」というテーマでご講演いただきました。

講座では、以下の3点についてお話ししました。

1.眼の構造や加齢による変化、健康維持の重要性について学び、眼の役割と視覚の仕組みを理解しました。視覚は五感の中で最も多くの情報を取得し、メラビアンの法則によると、人の印象の約55%は視覚から得られること、視覚情報は脳で処理され、単なる視力だけでなく視覚認知の発達も重要であることをお示しました。

2.加齢に伴い、調節異常が生じ、近見視力低下や眼精疲労を引き起こすこと、老眼は水晶体の調節機能が低下することで生じ、適切な眼鏡装用が必要であることを概説しました。さらに、白内障・加齢黄斑変性・緑内障について白内障は水晶体が濁る病気であり、進行すると手術が必要であること。加齢黄斑変性は視界の中心が見えにくくなり、緑内障は視神経の障害による視野欠損を引き起こすことを説明し、いずれも自覚症状が乏しく、早期発見のために片眼ずつの見え方の比較が大事であることを説明し、体験していただきました。

3.視覚は錯覚や心理的影響を受けやすく、ストレスが視界の揺れとして現れることもあることもお示ししました。本講座を通じて、眼の健康管理が生活の質(QOL)の向上に直結することを再認識しました。健康長寿のためには、眼の病気を早期に発見し、適切な治療を行うことが重要であることを説明しました。

学生のサポートで、眼球模型での眼の作りの説明、マリオット盲点体験、アムスラーチャート体験を取り入れ、楽しい講座となりました。

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