健康栄養学科鈴木ゼミでは、五泉市の高校生を対象に、将来の生活習慣病予防に役立てるための朝食講座を実施しています。今回は村松高校で、朝食をきちんと食べることの意義や、バランスのとれた食事についてのミニ講話を行い、高校生と一緒に調理実習も行いました。
講座の前と後で、朝食を毎日食べる人の割合に大きな変化はありませんでしたが、主食・主菜・副菜のそろった朝食を食べる人の割合は、講座前が18.2%であったのに対して、講座後では30%に増加したことがわかりました。また、1日に必要な野菜の量を知っている人の割合は、講座前が27.3%でしたが、講座後は60%に増加しました。
まずは朝食欠食率を減らすこと、朝食を食べている人は、さらに1日に必要な野菜摂取量を意識しながら、主食・主菜・副菜をそろえられるように教育、支援していくことが必要であるとわかり、意義深い活動となりました。
村松高校のみなさん、ありがとうございました。
記事提供:健康科学部健康栄養学科 鈴木一恵