この度、11月15日(日)に開かれた「新潟市社会福祉協議会 会員大会」にて、本学学友会所属の地域貢献団体 レクア.コム部の「一休さん」運営グループが、社会福祉功労者として表彰をいただきましたのでお知らせいたします。
レクア.コム部とは、ボランティアや地域貢献活動を通して、学生一人ひとりの自己実現を図ることを目的として組織された社会貢献団体です。
部名の「レクア」には『Re-Create(リ-クリエイト)=再創造』の意味が込められています。
「学生であっても、地域住民の一人である」という理念のもと、年齢や障害の有無などに関わらず、人と人とのかかわりを大切にし、特別支援学校に通う児童の休日・余暇支援活動や新潟市北区内の自治会や社会資源で実施される地域行事への参画など、年間100を超える活動を実施しています。
活動の中の一つとして、平成14年度に北地区公民館の事業として発足した「少年クラブ 一休さん」には、レクア.コム部の学生や地域・保護者スタッフが協働する形で、準備から当日の運営を行っています。
約18年にわたり地域の児童(主に小学生)を対象としたレクリエーションなどの交流行事、福祉学習といった社会体験活動等、年間を通した活動の企画・立案を続けてきました。
この度、これまでの「一休さん」運営グループの活動が新潟市社会福祉協議会より評価をいただき、「社会福祉功労者」として表彰をいただく運びとなりました。
子どもにとっての地域における交流が減りつつありますが、常に、参加する一人ひとりの児童との関係性に責任を持ちつつ、それぞれの気持ちを共有することを意識しています。
現在はコロナ禍により、活動に制限が加わっている状況ですが、今回の表彰を受け、より一層活動の新展開を検討していきたいと考えています。
【小林 春香さん(社会福祉学科4年/「一休さん運営グループ」前学年代表)コメント】
私たちの活動が、社会福祉功労者賞として表彰されたことを大変うれしく感じております。今年はコロナ禍であまり活動ができない状況でしたが、これからも地域の方々、公民館の方々と連携をして北区の小学生にとって小学校とは異なる「一休さん」という場所で楽しんでもらえるよう、活動に力を入れていきたいと思います。