新聞を通してスポーツの魅力を発信!
健康スポーツ学科
棚橋 孝太
卒業年 |
:2015年3月 |
出身高校 |
:新潟県・巻高校 |
勤務先 |
:株式会社 スポーツニッポン新聞社新潟支局 |
職種・職位・資格 |
:新聞記者 |
私は現在、新聞記者として働いています。プロ、アマチュア、学生など、様々なスポーツ選手やチームを取材し記事にします。主な取材現場となるのは、大会や試合会場です。取材では、試合内容だけではなく、大会などで全国的に活躍した選手へのインタビューなどを行い、記事にしています。
- 現在の職種・業種を志したきっかけや理由を教えてください。
- スポーツをすることや見ることが好きだった私は、いつしか将来はそれに関わる仕事がしたいと考えるようになりました。健康スポーツ学科では、その名の通り、スポーツについて幅広い分野で学んだ中、その関わり方についても視野が広がりました。そこで、「取材をして記事を書く」という魅力あるスポーツへの関わり方に気づき、この職種を選びました。
- 仕事のやりがいは何ですか?
- 有名なプロ選手を取材し、選手それぞれの考え方や意見を聞くということは、普通ではできない貴重な経験です。こうした取材活動を通し、様々なスポーツ選手の声とスポーツの魅力を届けることができるのが、この仕事の一番のやりがいです。
- 本学で学んだこと、身につけたことは、現在の仕事にどのように活かされていますか?
- 私は大学での4年間で、「考える力」がすごく身についたと感じています。大学では、どの授業においても、あるテーマに関して自分の考えを述べるという機会が多くありました。現在の仕事では、記事になるネタを考えて探し出したり、どんな趣旨で取材し原稿にするかなど、様々なことを考えます。「考えて何かを作り出す」という点では、大学で身についた力が今に生きているとすごく実感しています。
- 今後の目標や夢、現在の仕事を通して実現したいことなどについて教えてください。
- 最も近い目標としては、2020年の東京オリンピックを取材することです。自国で開催されるオリンピックを取材することは、おそらく滅多にできない経験です。新潟の学生年代にも、複数の競技で2020年の五輪代表候補として活躍が期待される選手がいます。そういった選手の五輪での活躍を取材し、記事にできたらと考えています。
- 現在の職種・業種を目指す高校生や本学を目指す高校生にメッセージをお願いします。
- どの仕事もそうですが、特に「記者」という仕事では、人と会話することが一番に重要になります。しっかり話すことができなければ、その時点で取材が成り立ちません。逆に会話が弾めば、相手から色々な話が聞けて、思わぬ特ダネが拾えることがあります。様々なことに感心をもって「知りたい」と思えることが大切です。大学にはたくさんの人がいます。その中でいろいろなことを吸収し、夢の実現に近づけるよう頑張ってください。