患者様に寄り添った食事を
健康栄養学科
秋葉 葵
卒業年 |
:2018年3月 |
出身高校 |
:山形県・長井高校 |
勤務先 |
:公立高畠病院 |
職種・職位・資格 |
:職種・職位:管理栄養士 |
現在、病院の管理栄養士として、外来・入院患者様の栄養指導・栄養管理を行っています。患者様の病態は様々あり、栄養を摂り体力をつけるための食事から、病院で最期を迎えられる方に作る食事まで、多岐に渡ります。患者様に寄り添った食事提供が私たちの大切な仕事です。
- 現在の職種・業種を志したきっかけや理由について教えてください。
- 管理栄養士を目指したきっかけは、自分の好きなことを考えた時に、食べることや料理をすることなど、食に関わることが好きだったという単純な理由です。普通の生活を送っていれば、自分の好きなものをいつでも好きなだけ食べることができますが、入院が必要だったり、病気があって食べられるものが限られれば、好きなものを好きなだけ食べることは難しくなります。そのような人が食べることを楽しむため、自分にできることはないかと思ったことが、病院に勤めたきっかけです。
- 仕事のやりがいは何ですか?
- 栄養指導を行う際、知識を伝えるだけでなく、「患者様の言葉をよく聴くこと」が大切です。患者様の気持ちや生活の様子などから、最良の食事療法を探していきます。患者様にあった食事は病気の改善に繋がり、快復した時は、この仕事へのやりがいを感じることができます。
- 本学での学びで活かされていることは何ですか?
- 大学の授業で学んだことは仕事をする中でたくさん活かされていると思いますし、基盤になっていると思います。特に、授業での他学科との関わりは、他職種の仕事内容について知ることや他職種との積極的なコミュニケーションに繋がっています。病院では多職種との関わりが必須です。多職種の専門性を理解し、患者様の病気の改善のために協力するという姿勢に大学での学びが活かされています。
- 高校生へ一言お願いします。
- 管理栄養士は、生活には欠かせない”食”をサポートする大切な職業です。健康栄養学科には、食をサポートする多分野で活躍されてきた素敵な先生がたくさんいますし、食べることが好きな素敵な仲間がたくさんいます。将来、食に関わる仕事はしたいけど、まだ明確に決まっていないと悩んでいる方も、大学で学んでいく中で自分のしたいことを見つけられると思います!