12月8日（土）、本学大講堂において「第1回新潟医療福祉大学大学院　理学療法・作業療法セミナー」が開催されました。

現在、本学の大学院には臨床現場で理学療法士・作業療法士として勤務しながら研究を進めている大学院生が多く、また本学の学生が卒業後すぐに大学院へ進学するケースもあることから、当日の会場には、現役の理学療法士、作業療法士の方や本学在学生など約80名の方にご参加いただきました。

セミナーでは、基調講演と研究発表が行われ、基調講演では理学療法学科の久保雅義教授から「運動の自由度と自己組織化」と題し、人間が運動を行う際の脳の活動についてお話がありました。また、修士課程を修了した４名の方から、それぞれが行った研究について発表がありました。

参加した学生たちからは「大学院に進学し、研究する興味がわいた」「自分の卒業研究の参考になった」といった感想が寄せられました。

今回のセミナーでは、人間の身体運動を中心に対象として患者様と向きあって進められる理学療法・作業療法の奥深さや、治療を中心とした臨床における小さな疑問が、その後の研究のテーマとして大きく広がることを実感させられました。

今後も定期的にセミナーを実施し、臨床分野と研究分野が相互に発展することが期待されます。

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