今年で4回目をかぞえるこの駅伝は、地域の子どもたちの健康づくりと世代を超えた交流を通じて地域の活性化を図ることを目的とした行事です。

今年はあいにくの悪天候での開催となりましたが、親子チーム11チーム、小学生チーム8チーム、一般チーム8チーム、総勢150人を越える大勢の方が参加し、地域の小学生、スポーツ少年団、学校教員、仲良しグループなど色々な方々が集ってくれました。また開催地となった本学からも、陸上部が参加しました。

開会セレモニーでは松浜中学校合唱部のすばらしい歌声が選手の士気を高め、競技が始まりました。気温が低く天気も雨の中でしたが、どのレースも白熱した展開でした。親子チームでは、幼いながらも一生懸命に走る子どもが辛そうな親を引っぱる姿が見られ、小学生チームでは、小学生らしいガッツ溢れた走りで、順位の入れ替えが激しく、大会を盛り上げてくれました。また、一般チームでは、普段は仕事で体を動す機会の少ないお父さんたちが、「子どもには負けられまい」と奮闘している姿が印象的でした。その中でも特に目立っていたのは、新潟医療福祉大学陸上部の皆さんでした。着ぐるみなどで場を盛り上げ、陸上部らしい素晴らしい走りを見せてくれました。終わりには地域の方々から作っていただいた美味しい豚汁で、皆さん疲れきった体を温めていました。

怪我人もなく、無事に駅伝は成功で終えることができ、地域の方々と多くの交流ができたことを嬉しく思います。来年も是非参加したいと思います。

新潟医療福祉大学　医療技術学部
理学療法学科3年　根本　直樹