特色
大学概要
学部・学科
キャンパスライフ
就職・資格
入試情報

TOPICS

9月21日(金)、総合ゼミの発表会が行われました。

2007.10.11
画像1画像2画像3画像4
9月21日(金)、総合ゼミの発表会が行われました。

総合ゼミとは、本学の専門職間連携教育の最終段階として4年次に開講される科目で、各学科で実習を終えた学生が少人数のグループを編成し、現場での経験および各分野の専門性に基づき具体的な事例の検討を行います。学生はこうした活動により専門職間の連携による課題解決と協力の重要性を認識し、また、その後行われる発表会ではグループごとに各事例の評価と支援策の案を発表し、参加者(学生・教員)からフィードバックを受けることで、より実践的に連携について学ぶことができます。

当日は、各グループで直前までプレゼン用のスライドを修正するなど、懸命に発表準備に取り組み、15分~25分の発表が行われました。少し緊張した面持ちで発表する学生の姿は真剣そのもので、その後行われた質疑応答では、参加者から質問や意見が投げかけられ、発表者が苦労しながら回答する場面も見られました。

<発表内容>
○身体障害系・・・・脳卒中後遺症の男性(A班)、神経難病(ALS)の男性(B班)
○発達障害系・・・・一人暮らしをしたい脳性麻痺の男性
○スポーツ障害系・・・・膝前十字靱帯損傷の大学生スポーツ選手
○生活習慣病予防系・・・・メタボリック症候群の疑いがある男性

また、これら事例のうち発達障害系と生活習慣病予防系では実際に対象者の方にも会場に来ていただき面接をさせて頂きました。この2つの班では、発表後ご本人からのコメントも頂くこともでき、臨場感と緊張感のある発表になりました。

本総合ゼミは、来年度から正式に実施される科目であるため今回の発表会は最後の試行として行われましたが、学生の取り組み方は真剣そのものでした。また、ほとんど全員がすでに学外実習を修了していることもあり、事例の評価や問題点の抽出などに体験を活かして難なくこなしているようでした。

参加した学生からは「実践的でとても興味深く取り組めた」「他の学科の学生とこんなに検討したのは初めてだったが、協力してよいプログラムを作成できたのでとても勉強になった」など、総合ゼミでの取り組みを評価する声が寄せられ、実践的な学習の場として良い経験となったようです。
また、発表会に参加した教員からは、「予想したより学生の取り組みがよく、支援策の内容も現実的で妥当だった」という声が聞かれた一方で「もっとつっこんで現実的な提案をしてほしかった」といった声もあり、グループによって多少できばえに差があったことが伺われました。

本学では、今回の結果を踏まえ、来年度の本格実施に向けた改善を行い、保健・医療・福祉の総合大学として特色ある教育を更に推進していきたいと考えています。

本学の特徴的な教育はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/guide/education.html

画像1画像2画像3画像4