平成19年3月25日（日）に実施された「第21回管理栄養士国家試験」について、5月9日（水）結果発表がありました。

本学健康栄養学科からは48名が受験し、43名が見事合格！合格率89.6％と全国平均の35.2％を大幅に上回る、全国でも高い合格実績を残すことが出来ました！

過去2回の合格率（平成16年度93.5％、平成17年度79.2％）に続き、3年連続での好結果の知らせを受け、健康栄養学科教員は、「学生の日頃の努力の成果が現れた結果だったと思います。国家試験勉強は、最終的には自分の精神力との戦いです。今までの合格者の状況をみると、目的意識を持ち、石にかじりついても受かりたいという意気込みのある学生が合格しているようです。」と語り、また好結果に結びついた理由として「一番の理由は学生の努力ですが、学科内での国家試験対策について学生にアンケートをとった結果、次の点がよかったという回答を得ています。」とし、以下の理由を挙げられました。
・模擬試験結果をヒストグラムにして配布した個人成績票が励みになった。
・耐久模擬試験時に掲示したクラス順位票が励みになった。
・教員の助言やアドバイスが励みになった。

管理栄養士を目指す学生にとっては国家試験合格がスタートラインとなります。そのためにも、健康栄養学科では学生と教員が一丸となり、今回の結果に甘んじることなく、全員合格を目指して更に努力していきたいと思います。

＜特別企画！合格者からのメッセージ＞

●小松未夕樹さん
○勤務先：株式会社CFSコーポレーション　ドラッグストア事業本部
国試一ヵ月前から勉強に本腰を入れた私にとって、試験までの毎日は苦しいものでした。焦りやもどかしさで泣いた日もありました。周りの仲間が以前から勉強していることを知っていたため、余計に追いつこうと必死で、毎日朝から夜22時まで学校に缶詰状態でした。大学まで入学させてもらった家族に対して、また4年間お世話になった先生方に対して、そして応援してくれている人たちに対して、何らかの形で恩返しがしたいという思いでした。私にとってそれは『合格』という結果しかないと思ったため、がんばれたのだと思います。本当にこの学校に来てよかったです。ありがとうございました。

●小泉貴司さん
○勤務先：ＪＡ長野厚生連　安曇総合病院　診療協力部　栄養科
非常に厳しい状況の中で、私が合格を手にすることができたのは、4年間を共に過ごしてきた学科のメンバーの存在がありました。互いに教え合い、意見を交換し合うことで、効率よく勉強することができたように思います。また、図書館や自習室で勉強に取り組むメンバーの姿を目にすることは、とても良い刺激となりました。後輩のみんなも時には苦しい状況に陥ることもあるかと思いますが、自分のペースを忘れず、前向きに努力することが大切だと思います。

●下田美穂子さん
○勤務先：糸魚川市立青海小学校
もし一人で朝から晩まで勉強をしていたら、辛い試験勉強だったと思います。でも、クラスの友達と図書館で一緒に勉強できたおかげで最後まで頑張ることができました。また、息詰まった時は先生に励ましてもらいました。振り返ってみると、同じ目標を持つ仲間や、私達のことを考えてくれる先生方に支えられてやっと乗り越えることができた国家試験だったと思います。この試験勉強で培った努力や忍耐力を、仕事をする上でも活かしていきたいと思います。

本学健康栄養学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/dept/health/hn/index.html