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健康栄養学科 テーブルマナーを体験してきました!

2007.03.26 新着情報

 

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ホテルで行う実習ということで、最初はみんな緊張している様子でした.会場を見渡すとホテルの方が特別に用意して下さった色とりどりの華やかなナプキンが飾られており(写真1)食事が始まるまでの間に折り方や用途などを親切に説明して下さったので、大変勉強になりました。席に着くと、テーブルにはフルコースの食器とメニューがセットされてあり、とてもワクワクしました(写真2)。

今回の実習では、ホテルオークラ新潟・マネージャーの小形峯夫先生にテーブルマナーをご指導していただきました(写真3)。
先生からは最初に料理を食べに行く時の心構えや席の着き方、立ち方、ナプキンの使い方などについて学びました。席の着き方や立ち方などは、教科書で学んでいましたがナプキンの使い方については、折り方やたたみ方、口の拭き方など、詳しい説明を聞くまで知らないことばかりでした。デーブルマナーの基本は細かなところにも気を配って、食事を一緒にする相手や周りの方に失礼のないように振舞うことが大切であることを学びました。

テーブルマナーの心得を伺った後、いよいよ食事が運ばれてきました。最初は前菜(オードブル)からで、「新鮮海の幸の柚子風味マリネのサラダ仕立て」(写真4)でした。とても美しく盛り付けられたマリネは、ナイフとフォークを使って海老をどのように食べていいかわからず、戸惑いました。基本的なナイフとフォークの使い方も、一から丁寧に教えて下さり、気軽に質問ができる雰囲気の中、講義を進めて下さいました。

前菜が終わると「ポテトのクリームスープ」(写真5)と「パン」が運ばれてきました。スープは先に器が運ばれてきました。続いて給仕の方が温かいスープとクルトンを器に盛って下さいました。スープをいただくときは、スプーンは手前にすくって口に運ぶものだと思っていたのですが、手前からすくうのだと知り驚きました。また、今回のスープは取っ手が左右に付いた器でしたが、このような器の場合は両手で持って口を付けて飲むことも可能なのだと教えていただきました。他にもグラスの種類について説明して下さり、教科書には載っていない食器の取り扱い方を学ぶことができました。

メインディッシュは魚料理(ポアソン)と肉料理(アントレ)の両方をいただきました。魚料理は「白身魚の海老のすり身サンド」(写真6)というもので、骨が無く食べやすいものでした.肉料理は「豚背肉のローストきのこのソース」とともに「グリーンサラダ」が運ばれてきました(写真7)。肉料理は魚料理に比べて少々食べにくかったのですが、全体的な量は丁度よく、とてもおいしく頂きました。

デザートはオークラ特製デザートで「フルーツ添えのブラマンジェ」(写真8)でした。添えてあったいちごのへたをフォークとスプーンを使って取るのが難しかったです。甘いのですが、さっぱりしていて、肉料理の後でもさらっと食べることができました。

私はこれまで、コース料理というのは堅苦しい感じの会食で、少しの量しか皿に載っていないのに値段が高い料理であると思っていましたが、今回のコースは一つの料理の量も丁度よくて、最後にはおなかが苦しくなるほど大満足のメニューでした。また、堅苦しい感じの会食ではなく、コースの途中、少しでも疑問に思ったことがあれば、質問できるような雰囲気でした。今回講師をして下さいました小形先生(写真9)は私たちの質問に一つ一つ答えて下さり、理解を深めつつ、楽しく学ぶことが出来ました。小形先生、ありがとうございました。

教科書でいくらわかったつもりでいても、実際に体験してみると違うことや、難しいということがわかり、本当にいい経験となりました。この実習で学んだことを忘れないように、テーブルマナーの場面では失礼のないよう正しいマナーを実践できるように心がけていきたいと思います。

健康栄養学科3年生を代表して 品田 理恵

当日のメニューはこちら(PDF/122KB)
http://www.nuhw.jp/topics/news/menu.pdf

健康栄養学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/dept/health/hn/index.html

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