理学療法学科では理学療法の先進国である英米に学生を海外研修として参加してもらい英語の経験と英米の理学療法や地域の施設、先方の歴史や文化に触れて広い視野を持って欲しいと期待して海外研修を行っています。

平成18年度は、2月16日～24日までの9日間にわたり、学生13名、理学療法学科教員2名、英語科教員1名でアメリカでの海外研修を行ってきました。

2月16日成田を出発し、カリフォルニア州立大学フレスノ校や周辺の病院・施設の見学、グランドキャニオンツアー、今回はさらにメキシコにも行き、最後はカイザー病院で様々な職種のベテランから貴重な話を聞くことが出来ました。また最終日の22日には、サンフランシスコのフィッシャーマンズワースを訪れ、自由行動で楽しく研修の最後を飾ることができました。

理学療法学科ではこのような海外研修をこれまでに3回行っています。第1回目の海外研究に参加した一期生は、これに刺激されて現在カリフォルニア州立大学理学療法学大学院を目指しフレスノで勉強中です。在学生も大学を一年休学し、フレスノ校の語学学校で英語を学び、最後の３ヶ月はフレスノ校のバランス研究所で大学院生に混じって研究のお手伝いをすることとなり、この4月に日本を出発することになっています。また理学療法学科の相馬俊雄先生が現在アイオワ大学で神経内科の研究室に短期留学をしています。

このように本学科では、少しずつではありますが海外研修の実績や留学する学生が出てきました。これからも学生の交流や教員の共同研究を盛んにして行きたいと思っています。

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