９月２９日（金）本学キャンパスにて、ロシア・ハバロフスク　国立極東総合医科大学との学術交流締結式が行われました。

極東総合医科大学は1930年に創立され、その後1976年にはロシア政府により国立大学に昇格。現在は60を越える学科で約3000人近くの学生らが学ぶ、まさに極東の医学の中核を担う大学のひとつです。

交流締結式では、本学高橋学長と国立極東総合医科大学ウラジミール･モロチニー学長が協定書を交換し、固い握手を交わしました。
また、締結式ではウラジミール･モロチニー学長による「日露両大学間の交流の将来」と題した記念公演が行われました。

また、当日は締結式の終了後より国立極東総合医科大学スベトラーナ･キシチェンコ副学長が「ロシア極東における感染症の諸問題－特にHIV／AIDの変容について－」と題した特別講義も行われ、本学教員をはじめ、多くの看護学科の学生が熱心に耳を傾けていました。

今回の記念すべき学術交流締結により、今後は、日本とロシアの看護教育の比較等を通じ、教員が研究交流を深め、また学生の短期研修も積極的に行う方針です。