昨年7月から開始した『NUHW ParaTFC』(障害者陸上教室)を新潟医療福祉大学では、月に1度のペースで「四肢切断者を対象」に開催しています。
この度、NUHW Running clubに参加している大腿切断者3名が、5月にデンカビックスワンで行われる「新潟県障害者スポーツ大会」にエントリーしました。この3名の大腿義足使用者の方達は、昨年7月に「板バネ」と呼ばれるスポーツ用義足をはじめて使い始めました。1日目は、歩くこともやっとでしたが、2回目、3回目と回数を重ねていくうちに、現在では参加者全員が走れるようになりました。十分な走りとまではいきませんが、この大会に出場することが目標となり、毎月練習しています。
■『NUHW ParaTFC (NUHW Running club) 』とは
新潟医療福祉大学では月に1度、義足使用者に対して部品の貸し出しやランニング指導、グランドを提供し、気軽に参加できる環境作りと本学学生がスポーツ義肢と身近に接し、現場に近い感覚を肌で感じられる教育面での充実と他業種との連携、新潟県障害者スポーツの発展と障害者スポーツに関する研究を目的に活動しています。
【日程】
日時:2018年5月13日(日)(9:30~15:00予定)
場所: デンカビックスワンスタジアム
参加競技:T42クラス100m(男性1名),T42クラス50m(男女各1名)の計3名
>>義肢装具自立支援学科の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/at/